アフガニスタンでは

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なぜタリバンは復権し得たのか

アフガニスタンの現状 - なぜタリバンは復活し得たのか -

支配者は変われども、数十年に渡り抑圧され続けてきたアフガニスタンの人々、特に女性の惨状が示されています。

23ページのスライドです。画像をクリックしてください。

マラライ・ジョヤ

マラライ・ジョヤは祖国の平和と民主化、女性の人権のために活動し、特に女性の教育に力を注いでいます。下段の本の紹介「アフガン民衆とともに」の解説も合わせてごらんください。

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RAWA

RAWAとはアフガニスタン女性革命協会の略称です。1977年にカブールにて結成され、ソ連軍とその占領に抵抗し、女性も男性と同じ権利が認められる社会を獲得するために活動を続けています。

2004年に日本で設立された「RAWAと連帯する会」も紹介しています。

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アフガニスタンの現状 - なぜタリバンは復活し得たのか -

前述の三つのスライドセットを目次風に6ページの文書にまとめたものです。印刷に向いています。

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RAWA in Tokyo タイトル幕 RAWA in Japan チラシ

本「アフガン民衆とともに」の紹介

アフガン民衆とともに
マラライ・ジョヤ  2012年・耕文社 1,700円  ISBN 978-4-86377-023-2

1978年、アフガニスタン西部のファラー州に生まれた著者。ソ連のアフガニスタン侵攻のため、4歳から16年間をイラン、パキスタンで難民生活をおくることになった。アフガニスタンの女性人権団体RAWA(アフガニスタン女性革命協会)の運営する学校で教育を受け、後に女性に対して抑圧的なムジャヒディンと呼ばれる武装勢力やタリバン政権、アメリカの占領政策を批判。2003年、ファラー州代表としてロヤ・ジルガに参加し、軍閥を批判する演説をおこない、世界から「アフガンで最も勇敢な女性」と賞賛される。2005年、27歳で最年少国会議員に選出されるも、軍閥・原理主義批判により議員資格を剥奪され、多くの知識人が欧米に脱出する中、国内にとどまり、5度にわたる暗殺未遂を切り抜けてきた。今日にいたるまで、占領の終結、民主主義の実現、女性の解放を訴え、世界を駆けめぐっている。

2009年にオバマ米大統領がノーベル平和賞を受賞した際、ノーム・チョムスキーは「ノーベル平和賞委員会は、卓越したそして注目すべきアフガンの女性活動家マラライ・ジョヤを選ぶという、真に価値ある選択をしてもよかったはずだ」と語っている。光州人権賞(2006年)、アンナ・ポリトフスカヤ賞(2008年)などを受賞。

祖国の平和と民主化、女性の人権のために活動することを選び、大学進学を見送った彼女。だが、その教養は半端ではない。著書にベルトルト・ブレヒト、マーチン・ルーサー・キング牧師、サマド・ベフランギーらの作品を引用していることからも、それがわかる。マクシム・ゴーリキー、ジャック・ロンドン、ラングストン・ヒューズ、イランの反体制派詩人アシュラフ・デフガーニなどを読み、マハトマ・ガンジーやチェ・ゲバラの伝記に触れ、パトリス・ルムンバやビクトル・ハラの生涯に影響されたという。本書は、そんな彼女の波乱に満ちた半生を綴った自叙伝である。その中から、一部だけ紹介しておこうと思う。

“自由とは他国によってもたらされるものではない。自ら闘って勝ちとるものである。大地に種をまき、血と涙を注いで育むことによってのみ芽吹き、生長するのだ。

「真理は太陽のごとく。いったん空に昇らば、何人もこれを遮ることを得ず。また、これを隠すことを得ず」―アフガンの格言である。

ささやかとはいえ、本書が、そして私の物語が、いつも太陽の輝きとならんことを。どこであろうと、読む人たちに勇気を与えんことを。平和と正義、民主主義を求める闘いの助けとならんことを。”

 

DVDの紹介

'70年代アフガン 天上の足音
2002年・日本アフガニスタン協会(51分)
世界初のアフガン紹介ビデオ

もうひとつのアフガニスタン カーブル日記
1985年・シネ・アソシエ(42分)
西側世界で唯一の「民主共和国」時代の記録

在りし日のカーブル博物館
1985年・シネ・アソシエ(30分)
アフガニスタンの歴史と未来のために

アフガンの風景: I.カブール
II.ダールルアマーン宮殿
III.復興とアーガ・ハーン
ケイエムコンサルティングLLC(69分)
なにが見える?

後藤健二 世界の学校シリーズ
1.カブール 2.カンダハール
ケイエムコンサルティングLLC(21分)
学ぶことが容易でない子どもたちが、世界には大勢いる

ヤカオランの春: あるアフガン家族の肖像
2004年・「ヤカオランの春」制作の会(83分)
戦争に翻弄された一人の教師とその家族の壮絶な半生

壁の中の少女たち
2007年・オフィススリーウェイ(59分)
少女たちを守る壁、そして閉じ込める檻…

アフガン零年
2003年・アフガニスタン/日/アイルランド(82分)
少女は生き延びるため少年になった

アフガン・ドキュメント
2005年・カブール大学芸術学部、天理大学(78分)
アフガニスタンと日本の大学の共働で生まれた映像

子供の情景
2007年・イラン/仏(81分)
子供たちは、大人がつくった世界で生きている

タリバン ファイブ
2021年・仏(60分)

アフガニスタンの亡霊
2021年・カナダ(90分)

祖国に幸せを 女性代議士の闘い
2006年・デンマーク(50分)
幸福の敵は誰?

RAWA アフガン女性の闇に光を
2008年・オフィススリーウェイ(25分)
自由と権利を求め、アフガン女性は闘う

モーターラマ
2012年・アフガニスタン(60分)
声をあげるアフガン女性たち

ソニータ
2015年・スイス/独/イラン(91分)
アフガニスタン難民 少女ラッパーは叫ぶ

アニメ:ブレッドウィナー
2017年・アイルランド/加/ルクセンブルク(94分)
生きのびるために

イン・ディス・ワールド
2002年・英(89分)
アフガン難民、イギリスへの道