最近の映画の紹介
ここでは、2020年以降公開された作品のそれぞれのホームページへリンクを張っています。映画のタイトルをクリックしてください。封切り後に上映されている劇場の案内が掲載されている場合があります。
題名をクリックすると映画の公式サイト、公式サイトがない場合は他のサイトの解説に跳びます。
- 2026年4月24日より公開
- オールド・オーク
『わたしは、ダニエル・ブレイク』『家族を想うとき』に続く巨匠ケン・ローチ×ポール・ラヴァティによる喪失と希望を描く心揺さぶる感動作。4/24(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか公開
- 2026年1月16日より順次全国公開
- 旅の終わりのたからもの
民主国家としての土台を築いていた激動の時代である1991年のポーランドを舞台に、NYで生まれ育った娘と、約50年ぶりに祖国に戻った父が繰り広げる異色のロードムービーが完成した。第74回ベルリン国際映画祭でプレミア上映され、各国のメディアらに広く感動の輪を広げたのは、全編を貫くユーモアと前向きなテーマ。全くかみ合わない父と娘が、相手の言動に容赦ない辛口のツッコミを連打し笑いを誘う珍道中かと思いきや、それぞれの心の傷にも鮮やかに光が当てられ、封印してきた過去と向き合うことで、未来へと新たな一歩を踏み出す姿が描かれる。さらに深い共感を呼んだのは、ホロコーストへの今日の問題としてのアプローチ。生存者の娘を主人公に据えて、戦争未体験の世代にも落とす影にフォーカスすることで、今を生きる私たちの物語として胸に迫る作品に仕上げることに成功した。
- 2026年1月17日より順次全国公開
- イマジナリーライン
映画大学を卒業してまもない山本文子(中島侑香)は、アルバイトをしながら音楽好きの親友・モハメド夢(LEIYA)と一緒に映画制作を続けていた。ある日、ふたりで訪れた旅先で、夢が”在留資格”をもたないことが発覚し、入管施設へ収容されてしまう。残酷な運命に引き裂かれるふたり、試される友情。苦悩の末、文子と夢はわずかな希望をもとめて立ち上がる…。
- 2025年7月より順次全国公開
- ハルビン
1908年、咸鏡北道(ハムギョンブクト)シナ山で、安重根(ヒョンビン)率いる大韓義軍は劣勢にもかかわらず勇敢に戦い、日本軍に勝利を収める。万国公法に従って戦争捕虜たちを解放すると主張するアン・ジュングンに対し、イ・チャンソプ(イ・ドンウク)は激しく反論。結局、自らの兵を率いてその場を去ってしまう。その後、逃した捕虜たちから情報を得た日本軍の急襲を受け、部下たちを失ってしまったアン・ジュングンは、なんとかロシア・クラスキノの隠れ家に帰り着く。しかし、彼を迎えた同志たちの視線は厳しかった。1909年10月、日本の政治家である伊藤博文(リリー・フランキー)が大連からハルビンに向かうとの情報を得たアン・ジュングン。祖国の独立を踏みにじる「年老いた狼」を抹殺することこそが、亡くなった同志たちのために自分ができることだと確信した彼は、ウ・ドクスン(パク・ジョンミン)、キム・サンヒョン(チョ・ウジン)とともに大連行きの列車に乗るが、日本軍に察知されてしまう。
- 2026年1月30日より順次全国公開
- クイーンダム/誕生
LGBTQ+の活動や表現が法律で禁じられているロシアに突如現れたクィア・アーティスト、 21歳のジェナ・マービン。 首都モスクワから約10,000キロ離れた極寒の町で祖父母に育てられたジェナは、 幼い頃から自身がクィアであると認識しており、 小さな町ではその存在が暴力の標的となった。 ロシアでは LGBTQ+は「存在しないもの」とされ、 その当事者たちは日々、差別と抑圧にさらされている。 その痛みとトラウマを、 ジェナはアートへと変えた。 スキンヘッドにハイヒール、 身体を締め上げるテープや有刺鉄線をまとい、 “静かな叫び”として無言のパフォーマンスを街に放つ。
- 2025年11月29日より順次全国公開
- みんな、おしゃべり!
日本手話とクルド語を題材に、ろう者の日本人家族とクルド人一家が繰り広げる誇り高き小競り合いの行方を描いたコメディ。
古賀夏海は電器店を営むろう者の父と弟と暮らしているが、ある日、一家は同じ町に暮らすクルド人家族と些細なすれ違いから対立してしまう。両者の通訳として駆り出されたのは聴者である夏海と、クルド人一家の中で唯一日本語を話せるヒワだった。お互いの家族の通訳をするなかで、夏海とヒワの間には次第に信頼関係が生まれるが、両家の対立は深まるばかり。そんなある日、夏海の弟・駿が描いた謎の文字が、町を巻き込む事態へと発展してしまう。
- 2025年11月7日より順次全国公開
- ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師
殉教から80年── 独裁政治に逆らい、ヒトラー暗殺作戦に加担した牧師の壮絶な生き様を描く!
第二次世界大戦下、ナチスに支配された教会や迫害を受けるユダヤ人を救うため、我が身を顧みず闘い続けた実在のドイツ人牧師ディートリヒ・ボンヘッファー(1906年-1945年没)。平和を祈る聖職者でありながら、彼はいかにしてスパイ活動に身を投じ、ヒトラー暗殺の共謀者になっていったのか?家族思いの青年であり、勤勉なキリスト者であり、そして抵抗運動の闘士と化して生き抜いた39年間の短くも濃厚な生き様を通して、英雄の知られざる人物像を浮かび上がらせていく。〝20世紀を代表するキリスト教神学者の一人〟と呼ばれるボンヘッファー。彼の死から80周年を迎えた今年、ついに日本公開が実現する!
- 2025年12月5日より順次全国公開
- 手に魂を込め、歩いてみれば
イスラエルによるガザ攻撃が続いていた2024 年、イラン出⾝の映画監督セピデ・ファルシは、緊急に現地の⼈々の声を届ける必要性を感じていた。しかし、ガザは封鎖されており⾏くことは出来ない。そこ で、知り合ったガザ北部に暮らす24歳のパレスチナ⼈フォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナと のビデオ通話を中⼼とした映画の制作を決意する。
以後、イランからフランスに亡命したため祖国に戻れない監督と、監督の娘と同じ年齢で、ガザから出られないファトマとのビデオ通話が毎⽇のように続けられた。そして、ファトマは監督にとってガザを知る⽬となり、監督はファトマが外の世界とつながる 架け橋となり、絆を築いていく。
- 2025年12月13日東京、のち全国4館にて公開
- これからの私たち
長年連れ添ってきたレズビアンカップル、パットとアンジー。事業や交友関係も良好で、穏やかで安定した日々を送っていた。しかし、これから新しいビジネスを始めて人生の次のステップを踏み出そうとしていた矢先にパットが急死してしまう。
アンジーはパットの親族――兄とその妻、結婚して2人の子供を育てる姪、未婚の甥――とも親しく付き合ってきたが、パットの死後、葬儀の形式について意見が対立。さらに、香港の法律に従い、親族である兄がパットの遺産を相続することになる。パットとの思い出が詰まったマンションを終の住処と考えているアンジーにとっては、到底受け入れることができない。愛する人を失い、悲嘆に暮れるアンジーの前に立ち塞がる法律の壁と根深い偏見。一方、暮らし向きの厳しいパットの兄夫婦とその子供たちも、それぞれの事情をかかえて葛藤していた。
- 2026年1月9日より順次全国公開
- CROSSING 心の交差点
ジョージアに暮らす元教師のリアは、行方不明になったトランスジェンダーの姪、テクラを探すため、テクラを知るという青年アチとともに、トルコ・イスタンブールへと旅立つ。しかし行方をくらませたテクラを見つけ出すのは想像以上に困難だった。やがてリアは、トランスジェンダーの権利のために闘う弁護士、エヴリムと出会い、彼女の助けを借りることに。なぜテクラはジョージアを離れたのか。東西の文化が溶け合うイスタンブールを舞台に、テクラを探す旅を通して、リア、アチ、エヴリム、3人の心の距離が、少しずつ近づいていくー。
- 2026年2月28日よりユーロスペース(渋谷)にて
- 金子文子 何が私をこうさせたか
現に在るものをぶち壊すのが私の職業です
1923年9月、朝鮮人の虚無主義者/民族主義者の朴烈と共に検束され、1926年3月、大逆罪で死刑判決を受けた金子文子。恩赦で無期に減刑され、栃木女子刑務所に送られたが、7月23日、独房で自死した。没年23歳。
金子文子は、なぜ死んだのか? 大審院の死刑判決の後、 栃木女子刑務所で自死するまで何があったのか。本作は、残された生の声を伝える短歌をもとに、これまで空白であった死刑判決から自死に至る 121 日間の、文子のたったひとりの闘いを描く。
- 2025年12月5日より順次全国公開
- ペリリュー -楽園のゲルニカ- [アニメ]
戦争がもたらす狂気を圧倒的なリアリティで描き、第46回日本漫画家協会優秀賞を受賞した戦争漫画「ペリリュー 楽園のゲルニカ」をアニメーション映画化。
太平洋戦争末期の昭和19年、21歳の日本兵・田丸均は、南国の美しい島・ペリリュー島にいた。漫画家志望の田丸はその才を買われ、亡くなった仲間の最期の雄姿を遺族に向けて書き記す「功績係」という任務に就いていた。やがて米軍の猛攻が始まり、日本軍は追い詰められていく。いつ死ぬかわからない恐怖、飢えや渇き、伝染病にも襲われ、極限状態に追い込まれていく中で、田丸は正しいことが何なのかも分からないまま、仲間の死を時に嘘を交えて美談に仕立て上げていく。そんな田丸の支えとなったのは、同期でありながら頼れる上等兵・吉敷佳助の存在だった。2人は互いに励まし合い、苦悩を分かち合いながら絆を深めていくが…。
- 2025年12月12日より順次全国公開
- プラハの春 不屈のラジオ報道
1968年、米ソ冷戦期のチェコスロバキア。共産主義による強力な国家統制下、人々は「プラハの春」と呼ばれる民主化運動に希望を見出していた。本作品は、共産主義諸国の盟主であるソビエト連邦が「プラハの春」圧殺に動き出す中、ラジオ局員たちが人々に真実を届けようと奮闘する姿を、実話に基づいて描く。
- 2025年12月12日より宇都宮ヒカリ座で終了
- 原爆スパイ
原爆開発の隠された真実 マンハッタン計画とスパイ
広島と長崎に原爆が投下された1945年から今年で80年。第二次世界大戦下、「マンハッタン計画」において、〈原爆の父〉オッペンハイマー博士の下、原子爆弾の研究・開発に最年少の18歳で参加した天才物理学者テッド・ホール。彼は開発に関わる国家機密をソ連へと密かに流していた─。米ソ間で競うように開発され、広島・長崎へと投下された原子爆弾。そして戦後激化していく軍拡競争と冷戦構造…。一人の物理学者の大胆な行動が世界をどう変えたのか?「原爆スパイ」の驚くべき人生と、核開発をめぐる大国の思惑を克明に描く衝撃のドキュメンタリー。
- 2025年12月6日より12日
ユーロスペース(渋谷) - 日芸映画祭「はたらく×ジェンダー」
2011年度に始まった“日芸映画祭”は、今年で15回目の節目を迎えます。今回のテーマは「はたらく×ジェンダー」で、1930年代から2020年の作品まで古今東西の16本を選びました。
今年は昭和100年を迎え、男女雇用機会均等法の制定からは40年が経ちました。しかし、2024年のジェンダーギャップ指数は146カ国中118位と相変わらず低迷しています。世界経済フォーラムによれば、完全なジェンダー平等の実現にはさらに123年を要するとされます。
本映画祭は、はたらく人々がジェンダー問題に直面する古今東西の作品を通して観客と共に考えることを目的としています。
弁士と三味線付きで上映する『君と別れて』(成瀬巳喜男)は、芸者2人を男性の視点からじっくり見せます。
『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080,コメルス河畔通り23番地』(シャンタル・アケルマン)は、主婦の日常を圧倒的なリアリズムで映し出します。
ほかにも世界最初の女性監督なのにも関わらず忘れられたアリス・ギイの半生を解き明かす『映画はアリスから始まった』など、「はたらく」と「ジェンダー」が交差する作品を揃えました。
今年は、韓国の『下女』
ドイツの『マリア・ブラウンの結婚』
イギリスの『この自由な世界で』
フランスの『未来よ こんにちは』の過去最多となる4作品で海外の権利元と直接交渉を行いました。
- 2025年11月29日より横浜シネマリン
- こんな事があった
2021年、夏、福島。17歳のアキラは、10年前の原発事故に遭い、母親を被曝で亡くし、原発職員だった父親は罪の意識に苛まれ除染作業員として働きに出、家族はバラバラに。アキラの友人・真一は、拠りどころを失い、学校にも来ず彷徨うアキラを心配するが、彼も人には言えない孤独を抱えている。
ある日、アキラはサーフショップを営む小池夫婦と店員のユウジに出会い、閉ざしていた心を徐々に開いていく。真一も以前とは違う様子のアキラの姿に安堵し、サーフショップに通い始める。 しかし、癒えることのない傷痕が、彼らを静かに蝕んでいくー。
- 2025年11月22日より28日
ユーロスペース(渋谷) - 医の倫理と戦争
いま医療の現場で何が起きているのか
現在の日本の医療現場が抱える様々な問題の根底には、第二次世界大戦における医療関係者による戦争犯罪への加担と、その隠蔽という事実がある。石井四郎が率いた「731部隊」に所属する医師たちは、中国人への人体実験を繰り返し、敗戦後その事実を隠蔽しただけでなく、人体実験で得た“ 知見” を自らの功績にかえ、戦後日本の医学界の中心に上り詰めた。そうした負の歴史と向き合い、「医の倫理」を掲げて戦争反対の声を上げ続ける医療関係者たちがいる。本作では、731部隊の真実を追いながら、現在の医療現場が抱える様々な問題に取り組む医療関係者たちの今を取材した。
- 2025年11月14日より順次全国公開
- 最初の年:民意が生んだ、社会主義アジェンデ政権
1970年、チリ。史上初めて選挙で選ばれた社会主義の大統領サルバドール・アジェンデが誕生し、国家規模の社会変革が始まった。本作は、その政権発足から1年間にわたる激動のプロセスを、国民の視点から丹念に描いている。
当時31歳だったグスマン監督は、映画学校卒業後すぐにチリ国内を縦断し、鉱山、農村、港、都市、学校とあらゆる場所を巡り、資本家に搾取されてきた労働者や、土地を取り戻すために立ち上がった先住民、そして新たな未来に胸を躍らせる若者たちを追い、彼らの真っ直ぐな言葉と表情を丹念に記録した。政府の政策が生活にもたらす影響、民衆の高揚感、変革への参加意識などが、鮮烈な映像と言葉によって伝えられている。
- 2025年9月20日より順次全国公開
12月の上映&監督挨拶あり(ポレポレ東中野、シネマ・チュプキ・タバタにて)
11月15日から川崎市アートセンター(新百合ヶ丘) - 揺さぶられる正義
上田大輔・関西テレビ報道記者。無実の人を救う弁護士を志すも、有罪率99.8%の刑事司法の現実に絶望し、企業内弁護士として関西テレビに入社。しかし、一度は背を向けた刑事司法の問題に向き合おうと記者になった。
上田が記者1年目から取材を始めた「揺さぶられっ子症候群(Shaken Baby Syndrome)※」。通称SBS。2010年代、赤ちゃんを揺さぶって虐待したと疑われ、親などが逮捕・起訴される事件が相次ぎ、マスコミも報じてきた。SBSは子ども虐待対応のための厚労省のマニュアルや診断ガイドにも掲載され、幼き命を守るという強い使命感を持って診断にあたる医師たち。その一方で、刑事弁護人と法学研究者たちによる「SBS検証プロジェクト※」が立ち上がった。チームは無実を訴える被告と家族たちに寄り添い、事故や病気の可能性を徹底的に調べていく。虐待をなくす正義と冤罪をなくす正義が激しく衝突し合っていた。やがて、無罪判決が続出する前代未聞の事態が巻き起こっていく。
- 2025年11月14日より順次全国公開
- ブルーボーイ事件
1965年、オリンピック景気に沸く東京で、街の浄化を目指す警察は、街に立つセックスワーカーたちを厳しく取り締まっていた。ただし、ブルーボーイと呼ばれる、性別適合手術[*当時の呼称は性転換手術]を受け、身体の特徴を女性的に変えた者たちの存在が警察の頭を悩ませていた。戸籍は男性のまま、女性として売春をする彼女たちは、現行の売春防止法では摘発対象にはならない。そこで彼らが目をつけたのが性別適合手術だった。警察は、生殖を不能にする手術は「優生保護法」[*現在は母体保護法に改正]に違反するとして、ブルーボーイたちに手術を行っていた医師の赤城(山中 崇)を逮捕し、裁判にかける。
- 2025年11月14日より順次全国公開
- はだしのゲンはまだ怒っている
アメリカに真正面から怒り続ける少年ゲンとは?
アメリカが広島に落とした原子爆弾で被爆し、家族を失った少年ゲンが、貧困や偏見に苦しみながらも力強く生き抜く姿を描いた漫画「はだしのゲン」。主人公のモデルは6歳で原爆を体験した作者の中沢啓治さん自身です。「週刊少年ジャンプ」での連載が始まった1973年から半世紀、25ヶ国で翻訳出版され、2024年には漫画のアカデミー賞とも呼ばれるアメリカの「アイズナー賞」を受賞。手塚治虫さんや宮崎駿さんらに続き、殿堂入りを果たしました。しかしいっぽうで近年は、「描写が過激」「間違った歴史認識を植え付ける」などと、学校図書館での閲覧制限を求める声が上がったり、広島市の平和教材から消えるなどして、大きな議論を呼びました。なぜ、いまなお一作の漫画がこれほどまでに私たちを熱くするのでしょう?
- 2025年11月14日より順次全国公開
- 石炭の値打ち
今日に至るまで、私たちは炭鉱労働者の勇気、連帯、強さを失ったことを惜しんでいます。どうか、この炭鉱労働者たちの姿に出会い、彼らの笑いを楽しみ、そして彼らの悲しみを分かち合っていただければ幸いです。 ケン・ローチ
『第一部:炭鉱の人々』
チャールズ皇太子の公式視察訪問の地に選ばれたミルトン炭鉱。王室による視察訪問など無駄だと反対する労働者たち。一方でほとんどの従業員は賛成していると、炭鉱に草木を植え、ペンキで補修するなど見栄えを整えるためだけの経費も計上する幹部たち。皇太子の視察訪問に備え、右往左往しながらも当日を迎える。『第二部:現実との直面』
皇太子の公式視察から1ヵ月後、ミルトン炭鉱で地下の爆発事故が発生する。坑内に取り残された8名の労働者たちの安否を願い炭鉱にその家族たちが集まるも二次災害の可能性でどうすることもできない。救助隊が出動し、マスコミも集まるが、経営幹部たちは責任をなすりつけ合って。
- 2025年11月8日 ポレポレ中野上映&トーク
- じぶん、まる! いっぽのはなし
小さな頃からセクシュアリティに悩んできた田中一歩さん
学校や民間団体などで、子どもたちと性の多様性から自分を考える、4歳以上を対象にした出前講座『じぶんをいきるためのるーる。』を子どもたちに届けよう!」を行ってきた。絵本やイラストを使うその講座は7年間で約1000回を超え、その輪はますます広がりを見せている。そんな一歩さんの活動と生き方に共鳴した映画作家・崟利子は1台のカメラを一歩さんの目の前に据え、ただただその言葉と表情を捉え続ける。
- 2025年11月8日より順次全国公開
- ネタニヤフ調書 汚職と戦争
はじまりは小さな贈り物だった…。極秘リークされたイスラエル首相の警察尋問映像により<恐るべき真実>が暴かれる!
いまなお終わりの見えないガザ・イスラエル紛争。この紛争のキーマンとされるのがカリスマ的なリーダーシップを持ちながらも、強硬的な政治姿勢で物議を醸すイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフだ。
しかし、彼が在任中に刑事起訴された史上初のイスラエル首相であることを国外の多くの人々は知らない。彼の汚職捜査の過程で秘密裏に制作チームにリークされた未公開の警察尋問映像には、メディアや財界との贈答や利益供与の実態が記録されていた…。
- 2025年11月6日より12月7日
オンライン開催
TOHOシネマズ六本木ヒルズ
TOHOシネマズなんば
イタリア会館(東京) - 第20回難民映画祭 > 上映スケジュール
ある日突然「難民」と呼ばれるようになった人たちにも、かけがえのない人生があることを知ってほしい。そんな思いから、日本初の難民に焦点をあてた映画祭として、2006年に「難民映画祭」は始まりました。これまでに世界各地から集めた270作品を上映、10万人以上の方々にご来場いただきました。(国連UNHCR協会)
困難を生き抜く難民の力強さに光をあてた9作品(日本初公開6作品を含む)をオンラインと劇場で公開。
『ハルツーム』命がけで戦火を逃れた5人が語るスーダンの記憶
『見えない空の下で』ウクライナの地下鉄構内で暮らす二人に芽生えた友情
『アナザー・プレイス』ヨーロッパへ逃れた3人の若者が問う本当の「居場所」とは
『希望と不安のはざまで』独裁の終焉を迎えたシリアで人々は何を思うのか
『バーバリアン狂騒曲』難民が村にやってきた!笑いと本音が交差する村の大騒動
『ラジオ・ダダーブ』ケニアの難民キャンプから世界へ!アフリカに迫る気候変動の危機
『あの海を越えて』47人の命を救った8人の友人とかつて救われた命がつながる
『カブール・ビューティー』タリバン政権下を生きる親友2人はある日人生の選択を迫られる
『ぼくの名前はラワン』孤独だったろう者の少年が自分らしく生きる意味を問う
- 2025年9月6日より順次全国公開
(ポレポレ東中野にて再上映)
11月1日より7日まで - 非常戒厳前夜
2024年12月3日のユン・ソンニョル大統領による突然の「非常戒厳」宣布から始まった韓国の混乱。200万人規模のデモが重ねられ、立ち上がった市民たちは大統領弾劾を実現した。今年6月の政権交代、7月にユン前大統領が再逮捕され、8月12日にはキム・ゴンヒ前大統領夫人逮捕のニュースが飛び込んできた。無謀とも思われる「非常戒厳」を宣布した背景には、日本のマスメディアがほとんど報じることのないユン政権によるメディア弾圧と、それに対抗したジャーナリストたちとのドラマチックな闘いがあった。本作はそんな知られざる闘いの一部始終を描いたドキュメンタリーである。
- 2025年10月25日より順次全国公開
- 大地に詩を書くように
同作は2023年に造景界の最高栄誉賞と呼ばれる国際造園家連盟(IFLA)の『ジェフリー・ジェリコ賞』を韓国人として初めて受賞した造景家チョン・ヨンソンに迫ったドキュメンタリー。1970年代から現在に至るまで韓国各地の空間に韓国的な美を息づかせてきたチョン・ヨンソンとともに四季を過ごしながら、人間と自然と空間の関係を見つめる彼女の哲学に迫る。監督はチョン・ダウン。
- 2025年10月25日より順次全国公開
- 女性の休日
1975年10月24日、アイスランド全女性の90%が仕事や家事を一斉に休んだ、前代未聞のムーブメント「女性の休日」
- 2025年9月26日より順次全国公開
- 宝島
戦後沖縄を舞台に、史実に記されてこなかった真実を描き切った真藤順丈による傑作小説『宝島』。審査委員から満場一致で選ばれた第160回直木賞をはじめ、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞し栄えある三冠に輝いた本作を、東映とソニー・ピクチャーズによる共同配給のもと実写映画化。
沖縄戦や、本土復帰後を描いた沖縄に関連する映画は過去にも多く製作されてきたが、本作は名匠・大友監督のもと<沖縄がアメリカだった時代>を真正面から描き切るかつてない“本気作”。実際に起きた事件を背景に進行する物語に、当時の状況を徹底的に調べ尽くし、リアルな沖縄を再現。クライマックスのシーンでは、延べ2,000人を超えるエキストラが投入され、その群衆一人一人にまで演出を加えていく大友監督により、当時の息遣いまで再現されたリアルな感情の爆発シーンなど、想像を遥かに超えたインパクトで描かれる。
- 2025年9月26日より順次全国公開
- レッド・パージ ~今に続く 負の遺産~
レッド・パージ、それは戦後占領期に共産主義者とその支持者3万人以上に<アカ>のレッテルを貼り、職場から排除した思想弾圧事件。しかしこの未曾有の人権侵害の全容に光が当たる機会は少なく、その真相は現在まで歴史の隅に追いやられてきた。本作は、レッド・パージの全容を浮き彫りにすると共に、事件を容認した戦後民主主義のあり方と、現在に続くレッド・パージの負の遺産をつまびらかにする。
- 2025年8月公開 上映終了
- 満天の星
1944年8月21日、多くの学童たちを乗せて沖縄県那覇港から出港した対馬丸は、翌22日の22時頃、疎開先の九州へ向かうその道中で米国潜水艦ボーフィン号による攻撃を受け瞬く間に撃沈。さらには、この時対馬丸を護衛していたはずの日本軍軍艦2隻は、船から投げ出され真っ暗な夜の海に浮かぶ子供たちを救助せぬまま、その場から走り去った……。一夜で784人の子どもたちが命を落とした戦時下最大の学童死亡事件「対馬丸事件」。
1944年8月22日、一夜で784人の子どもたちが犠牲になった戦時下最大の学童死亡事件「対馬丸事件」に迫るドキュメンタリー。事件の生存者を祖父に持つ無名塾出身の俳優・寿大聡が祖父の死をきっかけに、箝口令により長らく闇に包まれてきた事件の真相を追う。
- 2025年8月 日本公開
- よみがえる声
90歳を迎える映画作家のパク・スナムが娘のパク・マイと共に監督を務め、歴史に埋もれた人々の物語を描くドキュメンタリー。広島や長崎で被爆した朝鮮人や長崎の軍艦島に連行された徴用工、沖縄戦を経験した朝鮮出身の元軍属や元慰安婦たちの知られざる物語を映し出す。
- 2025年8月 日本公開
- 壁の外側と内側
外国人ジャーナリストがガザに入ることが困難な中、2024年7月、同じく「壁」で分離されたパレスチナ・ヨルダン川西岸地区に、ボーン・上田記念国際記者賞の受賞経験もある中東ジャーナリスト・川上泰徳が取材に入った。今年3月に米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』でも舞台となったマサーフェル・ヤッタにも入り、イスラエル軍による攻撃・破壊やユダヤ人入植者の暴力の激化を目の当たりにする。一方、イスラエル側では国民の多くが「壁」の外側の惨状に目を向けない中、兵役を拒否する三人の若者がいた。
- 2025年8月 日本公開
- 豹変と沈黙
「戦後80年」…アジア太平洋戦争の記憶を思い起こすことがより求められる節目の年です。 「豹変」とは、日本兵が戦場で人間性を損なわれ、望むと望まないにかかわらず“人間兵器”へと仕立て上げられていった姿を表しています。 「沈黙」は、戦後、元日本兵らが口を閉ざしたこと、“豹変”の欠片を胸に秘めて生きることになった戦後の日々などを表しています。
- 2025年7月 日本公開
- 黒川の女たち
80年前の戦時下、国策のもと実施された満蒙開拓により、中国はるか満洲の地に渡った開拓団。日本の敗戦が色濃くなる中、突如としてソ連軍が満洲に侵攻した。守ってくれるはずの関東軍の姿もなく満蒙開拓団は過酷な状況に追い込まれ、集団自決を選択した開拓団もあれば、逃げ続けた末に息絶えた人も多かった。そんな中、岐阜県から渡った黒川開拓団の人々は生きて日本に帰るために、敵であるソ連軍に助けを求めた。しかしその見返りは、数えで18歳以上の女性たちによる接待だった。接待の意味すらわからないまま、女性たちは性の相手として差し出されたのだ。帰国後、女性たちを待っていたのは労いではなく、差別と偏見の目。節操のない誹謗中傷。同情から口を塞ぐ村の人々。
- 2025年4月 日本公開
- ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男
- 2025年2月 日本公開
- ANORA アノーラ
- 2025年2月 日本公開
- ノー・アザー・ランド 故郷は他にない
- 2025年2月 日本公開
- 名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN
- 2024年7月15日(月休)上映
- パレスチナ演劇「占領の囚人たち」録画上映会&トーク
1) Prisoners of the Occupation 東京版(74分)
2) I, Dareen T. in Tokyo(72分)
- 2024年7月 日本公開
- リッチランド
- 2024年6月 日本公開
- 関心領域
- 2024年2月 日本公開
- 沖縄狂想曲
- 2023年9月 日本公開
- 福田村事件
- 2023年9月 日本公開
- 燃えあがる女性記者たち
- 2023年9月 日本公開
- ファッション・リイマジン
- 2023年7月 日本公開
- CLOSE/クロース
- 2023年7月 日本公開
- 裸足になって
- 2023年7月 日本公開
- 世界のはしっこ ちいさな教室
- 2023年7月 日本公開
- キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩
- 9jコレクションの解説へ
- 2023年5月 日本公開
- ぼくたちの哲学教室
- 2020年制作 2023年3月より拡大上映
- 発酵する民
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- 2023年1月 日本公開
- ヒトラーのための虐殺会議
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- 2022年11月 日本公開
- 戦地で生まれた奇跡のレバノンワイン
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- 2022年10月24日より 東京
- 東京国際映画祭 2022
- 2022年10月 日本公開
- 夜明けまでバス停で
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- 2022年9月 日本公開
- 原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち
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- 2022年8月 日本公開
- 失われた時の中で
- 2022年7月 日本公開
- アンデス、ふたりぼっち
- 2022年6月 日本公開
- ポーランドへ行った子どもたち
- アトランティス/リフレクション
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アトランティス
リフレクション
- 2022年5月 日本公開
- ドンバス
- 2022年2月 日本公開
- 国境の夜想曲
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- 2022年1月 日本公開
- 安魂
- 2021年12月 日本公開
- ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男
- 2021年11月 日本公開
- ユダヤ人の私
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- 2021年10月 日本公開
- 歩きはじめる言葉たち ~漂流ポスト 3.11をたずねて~
- 2021年9月 日本公開
- ミッドナイト・トラベラー
- 2021年8月 日本公開
- モロッコ、彼女たちの朝
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- 2021年7月 日本公開
- 8時15分 ヒロシマ 父から娘へ
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- 2021年6月 日本公開
- いとみち
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みました!
- 2021年5月 日本公開
- アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン
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- 2021年4月 日本公開
- きみが死んだあとで
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みました!
- 2021年3月 日本公開
- 狼をさがして
- 2021年3月20日 オンライン上映
- シスターと神父と爆弾
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- 2021年2月 日本公開
- 春江水暖
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- 2021年1月 日本公開
- 大コメ騒動
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- 分断の歴史~朝鮮半島100年の記憶~
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- 2020年12月 日本公開
- ハッピー・オールド・イヤー
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- 2020年11月公開
- バクラウ 地図から消された村
- 2020年10月公開
- アイヌモシリ
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- 2020年9月公開
- ソニア ナチスの女スパイ
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- 2020年8月公開
- 赤い闇 スターリンの冷たい大地で
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- 2020年7月公開
- グレース・オブ・ゴッド 告発の時
- 2020年6月公開
- はちどり
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- 2020年2~5月公開
- 白い暴動
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- 2019年12月公開
- 葛根廟事件の証言
