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憲 法

世界から見た日本国憲法
映画 日本国憲法
監督:ジャン・ユンカーマン  2005年・シグロ 78分

この作品では、憲法制定の経緯から平和憲法の意義まで、海外の様々な立場の方々に語ってもらいました。憲法とは誰のためのものか、戦争の放棄を誓った前文や第9条をどう考えるのか、世界的な知の巨人たちが、日本国憲法について語った貴重なインタビュー集です。(商品説明から)

  • 出演
  • 日高六郎
  • C・ダグラス・ラミス
  • ジョン・ダワー
  • ベアテ・シロタ・ゴードン
  • ミシェール・キーロ
  • ジョゼーフ・サマーハ
  • 申蕙秀(シン・ヘス)
  • 韓洪九(ハン・ホング)
  • 姜萬吉(カン・マンギル)
  • ノーム・チョムスキー
  • 班忠義(バン・チュンイ)
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大人も、ぜひ!
中高生のための映像教室『憲法を観る』
監督:戸田誠  2010年・「憲法と共に歩む」製作委員会 99分

この映像教材は中高生が憲法を学ぶ上で役立つものです。教科書の内容をふまえつつ、憲法の基本的な存在意義や役割を伝え、考えてもらう教材です。憲法の基本的な価値は「個人の尊重」です。生徒たちそれぞれが自分なりに生き、お互いが尊重し合うことを語り合い、皆が自信を持って成長していくことを願う内容になっています。憲法は、国民の人権を守るために国会議員や公務員などが守らなければならないものであり、私たちの生活と権利のために活用できるということを強調しています。

  • 5つのテーマ
  • 1章 自由に生きるって? ― 個人の尊重・自由権
  • 2章 こんなとき、どうしよう ― 卒業後、社会権
  • 3章 地元をつくる ― 地方自治
  • 4章 民主主義ってなに? ― 国会・内閣・裁判所
  • 5章 国を見張るの? ― 最高法規・立憲主義

詳細はこちら → http://www.jicl.jp/old/mirukenpo/index.html

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押しつけ憲法論を打破する
日本の青空
監督:大澤豊  2007年・インディーズ 123分

憲法特集を企画した雑誌社。ベアテ・シロタ・ゴードンや白洲次郎などの著名人を検討する中で浮かび上がったのが鈴木安蔵の名前だった。戦後すぐに憲法研究会を結成した在野の憲法学者である。娘たちの証言や日記など、取材を進める中で、戦時下における憲法学者としての苦労と崇高な精神が浮かび上がってきた。GHQの押しつけ憲法論に対するアンチテーゼとなるドラマ。

敗戦して間もない日本。当時の知識人たちの間には、国民が辛酸をなめた歴史を繰りかえさないよう、新憲法は民間から生まれるべきだという気運があった。新時代の国家と国民はどうあるべきか。GHQの憲法の改正要請に対し、憲法問題調査委員会委員長に任命された松本烝治国務大臣が主体となって作成した松本試案は、大日本帝国憲法と変わるところがなかった。GHQは松本試案を却下し、独自に日本国憲法を起草することになるのだが、その下敷きにしたのが、鈴木安蔵ら憲法研究会の草案だったのである。現行憲法を、米国・GHQによる「押しつけ」などと呼ぶ世迷い言は、無知か憲法改定を企む確信犯のなせるわざにほかならない。日本国民が求めるものが何であるかを斟酌し、その研究成果がGHQ案に影響を与えたのである。

残念なことに、今この映画を見ることは困難だ。上映はされず、DVD販売もなく、ストリーミング配信もされていない。2020年現在、新型コロナ禍の中では自主上映会の開催など不可能だろう。DVD化されないのは、権利問題をクリアできないのか、それとも政権への忖度なのか。押しつけ憲法論への回答として、戦争に敗れた日本人が誇るべき憲法として、いま見ることができなくてどうすると言いたい。憲法が改定されてしまったら、非現実的な憲法を考え、GHQの片棒を担いだ研究者らがいたということになってしまうだろう。いや、鈴木安蔵ら憲法研究会の名前もろとも、歴史の闇に葬られてしまうに違いない。そうならないためには、この映画を制作した人たちの決断と、支援する人々の声だけが頼りだ。

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私たちの日常と憲法を考える
不思議なクニの憲法
監督:松井久子  2016年・エッセン・コミュニケーションズ 122分

隠蔽、改ざん、もみ消しに狂奔しながら、新型ウィルスと国民には何もしない「放置国家」になった日本。そんな政権が、憲法改定だけは熱心だ。なぜだろうか。主権者である国民の憲法に対する関心を呼び覚まし、知識と理解を深めてほしい。そういう思いをもとに、作家の瀬戸内寂聴をはじめ、憲法学者や元外交官ら学識者・有識者から、高校生や主婦などの一般市民まで、さまざまな立場の人たちにマイクが向けられる。歴史的事実を踏まえ、政治色を抑えながら、私たちの日常生活や未来のこと、ひとりひとりの人生に、憲法がどのように関わっているかを考えていく。

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悲劇が二度と起こらないよう
誰がために憲法はある
監督:井上淳一  2019年・太秦 71分

芸人・松元ヒロが舞台で演じ続けている1人語り「憲法くん」をベースに、日本国憲法とは何かを改めて見つめなおすドキュメンタリー。戦後35年目にあたる1980年、初恋の人が疎開先の広島で原爆により亡くなっていたことを知った女優の渡辺美佐子が中心メンバーとなり、ベテラン女優たちと33年にもわたり続けてきた原爆朗読劇が2019年で幕を閉じる。鎮魂の思いを込めて全国各地を回り公演を続けてきた女優たちのそれぞれの思いが語られるほか、日本国憲法の大切さを伝えるために日本国憲法を擬人化し、松元ヒロにより20年以上も演じ続けている1人語り「憲法くん」を、19年で87歳になる渡辺美佐子が、戦争の悲劇が二度とこの国に起こらないよう、魂を込めて演じた様子が収められている。監督は「止められるか、俺たちを」の脚本や、ドキュメンタリー「大地を受け継ぐ」を手がけた井上淳一。

https://eiga.com/movie/89646/(映画.comより引用)

http://www.tagatame-kenpou.com/ (公式サイト)

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世界は9条をえらび始めた
9条世界会議のDVD
監督:伊賀俊徳  2008年・「9条世界会議」日本実行委員会 120分

2008年5月4日から6日間、日本の憲法9条を現代の世界平和にいかそうという国際イベント「9条世界会議」が千葉市・幕張メッセをはじめ全国4カ所で開催されました。

平和NGOや、ノーベル平和賞受賞者、国連関係者などから参加や応援メッセージが集まりました。世界42の国と地域から参加があり、海外からの参加者は約200名、幕張メッセには、初日の全体会に1万5千人、2日目の分科会に7千人、計のべ2万2千人以上が集まりました。同時期に仙台、大阪、広島でも開催され、全国では3日間でのべ3万人以上が参加しました。

1999年のハーグ平和会議が「世界中の議会が9条のように戦争放棄を決議すべきである」と宣言してから9年、2005年に世界の紛争予防NGOネットワーク「GPPAC」が、「9条はアジアおよび世界の紛争予防のメカニズムだ」とうたってから3年、戦争の廃絶をめざし、武力によらない平和を実現しようという世界のパワーがここに結集したのです。

<コンテンツ>
  ダイジェスト映像

  シンポジウム
    1  世界の紛争と非暴力
    2  アジアの中の9条
    3  平和を創る女性パワー
    4  環境と平和をつなぐ
    5  核時代と9条
    6  9条の危機と未来<

  特別フォーラム
    1  GPPAC紛争予防フォーラム
    2  国際法律家パネル

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ニッポンという呪縛から逃れられない理由
国家主義の誘惑
監督:渡辺謙一  2017年・仏 54分

植民地再分割を意図した第一次大戦、異なる体制が激突した第二次大戦、いずれも下支えしたのはナショナリズム(国家主義)であった。現在、それが再燃し始めている。日本の近現代、明治維新から今日にいたる日本人の天皇・憲法・戦争観はどのようにして醸成されていったのか、国際関係の歴史、地政学の観点から、国内外の論客への取材を交え、考察する。日本語版のリリースを期待したい。

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ニッポンの民主主義を解剖する!
選挙
監督:想田和弘  2006年・日/米 120分

選挙は民主主義の基本中の基本。そして地方選挙は社会の縮図とも言える。主人公の山内和彦さんは、政治とは縁もゆかりもない、都内で切手コイン商を営むごく普通の40歳の男性に過ぎなかったのに、成り行きから、自民党公認候補として、川崎市議会の補欠選挙に立つことになってしまった。地元の先輩議員や秘書らの指導を得ながら、時に滑稽にさえ見えてくる過酷な「どぶ板選挙」を戦う姿を、一切のナレーションを排し、ひたすら観察のみで記録された、異色のドキュメンタリー。

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投票に行く前に、これを見ろ!
選挙2
監督:想田和弘  2013年・日 149分

一切の解説を排し、ひたすら視聴者の観察眼に委ねた前作の『選挙』につづく作品。前回の選挙で自民党公認候補として出馬した山内和彦さん(通称、山さん)は、2011年4月の川崎市議会選挙には無所属で立候補した。他の候補者が原発問題を取り上げようとしないことに対して強い憤りを感じた山さんは、今回は選挙カーも事務所もタスキも握手も封印し、何もない状態で選挙戦を戦っていく。

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2016年差議員選挙、長野・群馬、野党共闘の記録
選挙が生まれる:長野と群馬の挑戦
監督:湯本雅典  2016年 71分

おさまらない安保法制反対の声
2015年9月、集団的自衛権の行使容認を含む「安全保障関連法」が成立した。その後、全国で同法を廃止させるために、野党は共闘して国政選挙を闘おうという声が上がり始めた。熊本県では、早々と2016年夏の参議院熊本選挙区の野党候補一本化が実現した。しかし他の選挙区では、その後なかなか候補者の一本化がすすまず、時間だけが過ぎていった。

生まれた、新しい息吹
長野県では、2016年1月の段階で民主党、共産党それぞれが候補者を内定していた。そこで、信州市民連合が結成され、市民から候補者の一本化を求める声が強くなっていく。市民団体「希望・長野ネット」は、独自に野党と市民の対話集会を開催し、野党に対して直接市民が意見を言う場をもった。このような地域や市町村での独自の動きが、野党統一候補(杉尾ひでやさん)を誕生させた。

群馬県では、民主党の候補者がなかなか決まらない状態が続いた。群馬県は、自民党の首相4人を輩出した保守王国だ。その群馬で新しい市民団体がいくつか誕生、また市民団体を束ねる「群馬市民連合 平和の風」もできた。そこで活動していた堀越けいにんさんが、野党統一候補として自らの作業療法士という職を辞して立候補した。その後、堀越さんの人生初の選挙活動を支える市民の輪が、どんどん広がっていった。

スタートした民主主義
2016年夏の参議院選挙の地方区(1人区)では、32選挙区全てで野党統一候補が実現し、11選挙区で勝利した。結果的に憲法改正発議に必要な3分の2議席は「改憲派」に握られてしまったが、民主主義はたしかにスタートした。
(商品説明から)

https://yumo.blue/

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いつかきた道…
戦争のつくりかた
2015年・戦争のつくりかたアニメーションプロジェクト 8分

みなさま、『戦争のつくりかた』という絵本は知っていますか?これは2004年、この国が戦争へと近づいていくのではないかと気づいた人たちによって制作された「絵本」です。しかし、この絵本をいま開くと、驚くべきことに、いまの日本や私たちの日常はその絵本に描かれている 「戦争へと導かれていく国」の姿へと日々近づいているように思えます。終戦70周年を迎えた2015年、新たに戦争の悲しみと不条理を繰り返してはならないと考えた私たちは、 この物語を広く伝えるためにアニメーション映像化しようと考えました。

3.11の東日本大震災とそれにまつわる福島原発事故をきっかけに立ち上げられた映像作家やアーティストたちの集団「NOddIN(ノディン)」が中心となって、日本の数多くのアニメーション作家と共に「絵本の言葉をリレー形式でアニメーション化する」という自主制作のプロジェクトが始動し、構想期間を含めのべ1年以上の制作期間を経てこの短編映画を完成することができました。

私たち日本に住む国民は、約70年、直接には戦争を経験していない国の中で生きてきました。しかしこのまま行けば、次の世代が戦争を経験することになってしまうかもしれない。戦争を知らない世代が、自分たちの都合や責任感の無さによって、次の世代に戦争を押し付けてしまうことになるかもしれないのです。

わたしたちはそれぞれにいろんな立場があります。でも、どんなに政治的な議論をしても、それぞれの解釈を持ってしても、「戦争をしてはならない」という想いだけは、誰もが疑いなくイエス!と言えるものであると思っています。憲法で戦争を放棄すると決めた国、日本。大きな犠牲のもとに築かれたこの平和な70年という遺産を、次の世代にきちんと手渡しできるかは、私たちひとりひとりが一歩を踏み出せるかどうかにゆだねられているのです。

この作品に協力してくれた数多くの人々に感謝を込めて。そして、この物語が、多くの人の心に触れ、平和の礎の一つになることを願って。

2015年10月2日 チーム 一同
(商品説明から)
http://noddin.jp/war/

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アニメやインタビューなどでわかりやすく解説
どうするアンポ ~ 日米同盟と私たちの未来 ~
監督:立山勝憲、小林アツシ  2010年・日本平和委員会、日本電波ニュース社 102分

アンポは日本を守ってる?
安保の闇、立ちあがる人々
街頭インタビュー
前田哲男さん インタビュー
辺野古のおばあ(故・小禄信子さん)インタビュー
平和への道(1968年)

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あの熱かった時代の「抵抗」のアート
ANPO
監督:リンダ・ホーグランド  2010年・アップリンク 89分

六十年安保当時、熱かった日本をアーティストたちはどう表現したのか。

日本で生まれ育ったアメリカ人リンダ・ホーグランド監督が、1960年の日本を大きく揺るがした安保闘争を、それと対峙したアーティストたちとともに振り返り、今日へと続く日米関係をアートの視点から検証していく。

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誠実さを笑うか泣くか、いまの日本が浮かび上がる
なぜ君は総理大臣になれないのか
監督:大島新  2020年・ネツゲン 119分

2003年の衆議院解散総選挙で、民主党から初出馬した弱冠32歳の青年、小川淳也。その愚直とも思える誠実な姿勢に惹かれ、定期的に会う関係を築き、節目節目でカメラを回した監督が、2005年に初当選し、当選5期目を迎えた衆議院議員の小川淳也の17年を振り返る。理屈や理想が軽んじられる日本の政治風土に翻弄され、挫折を繰り返してきた苦闘の政治家人生の記録である。

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パンケーキの甘い罠、毒見してみますか?
パンケーキを毒見する
監督:内山雄人  2021年・テレビマンユニオン 104分

安倍総理が突然の退陣。党総裁選を経て総理大臣に就任したのは菅義偉という人物。その素顔に迫る政治ドキュメンタリー。これまでの言動を多角的に検証し、現役の政治家や元官僚をはじめ、各界の専門家へのインタビューを通して、その実像を明らかにしていく。珍妙なスタイルの“パンケーキ懇談会”のお味は?

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憲法とは何か、自衛隊をどう考えるべきか
憲法と自衛隊 ― 安倍9条改憲NO! ―
2019年・日本電波ニュース 18分

憲法とは何か、自衛隊をどう考えるべきか3人の専門家が「憲法と自衛隊」の問題を鋭く斬ります!

【出演】
半田滋・・・30年以上自衛隊をウォッチしてきたジャーナリスト
木村草太・・「自衛隊と憲法」を上梓した、新進気鋭の憲法学者
中野晃一・・立憲デモクラシーの会を立ち上げ、私たちと共に路上に立つ政治学者

安倍政権が3期目に入り最後の仕上げとして憲法改正にしがみ付いています。任期が終わる2021年までのどのタイミングかで、憲法改正のカードを切って来るでしょう。私たちは知る必要があります。憲法とは何か、自衛隊をどう考えるべきか。(商品説明から)

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権謀術数渦巻く暗闘、それはまさにコメディ
スターリンの葬送狂騒曲
監督:アーマンド・イアヌッチ  2017年・仏/英/ベルギー/加 107分

1953年、政敵を次々と粛清し、長年にわたって権力をほしいままにしてきたスターリンが、一人で自室にいるときに発作を起こす。意識不明で倒れているところを発見されるが、側近たちは責任を恐れて右往左往。後継者を指名することなく息を引き取ってしまうと、側近たちは国葬の準備もそっちのけ、スターリンの後釜を狙って卑劣で姑息な権力闘争を繰り広げ…。権謀術数渦巻く暗闘をドタバタ政治ブラック・コメディとして描いたフランスのグラフィック・ノベルの映画化である。

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