平和パネル展

フライヤー(日付&展示内容)
 
   わたしたちの町にも戦争があった展
フライヤー(焼け跡の写真)
  展示室全景

それぞれのコーナーの詳細ページ

  •  
  • 歴史コーナー(各パネルの解説内容)
  • 浅川地下壕/湯の花トンネル銃撃パネル
  • 由木の戦跡(詳細ページへのリンク文字のみ)
  • 八王子空襲パネル
  •  
  •  
  • 憲法コーナー(前文/方言)

由木の戦跡をひとづずつ解説

  • 1.山王塚の高射砲陣地
  • 2.由木のゼロ戦墜落現場
  • 3.沖ノ谷戸公園の防空壕
  • 4.戦車道路
  • 5.相模陸軍造兵廠
  • 6.横田基地
  • 7.多摩火薬製造所

下の赤い番号、またはコーナー名をクリックすると、それぞれの展示内容(概観)へ跳びます。

下のコーナー名をクリックすると、それぞれの展示内容(概観)へ跳びます。

なぜ戦争は起こった
日清戦争から太平洋戦争までをたどる
年表  年表

日清戦争
日露戦争

1) 日清戦争
2) 台湾の植民地化 & 閔妃殺害事件
3) 日露戦争
4) 朝鮮併合
5) 民族自決の弾圧

関東大震災
満州事変

6) 関東大震災
7) 満洲事変・国際連盟脱退
8) 満洲移民

日中全面戦争

9)日中全面戦争
10) 南京虐殺 & 万人坑(まんにんこう)
11) 731部隊
12) 慰安婦と徴用工

 

日米開戦

  • 13) 日米開戦
  • 14) ミッドウェー海戦 & インパール作戦
  • 15) 玉砕と自決
  • 16) ガダルカナルの消耗戦 & レイテ沖海戦
  • 17) 本土爆撃
  • 18) 沖縄戦
  • 19) 沖縄の犠牲
  • 20) ヒロシマ・ナガサキ
  • 21) 原爆投下の背景
  • 22) ソ連参戦
  • 23) 集団死

敗戦

24) 8月15日
25) シベリア抑留
26) 引き揚げ
27) 加害と被害は背中合わせ

 
浅川地下壕(中島飛行機疎開工場)
湯の花トンネル列車銃撃
 
戦跡地図壁掛け

下の図の赤丸番号、または地図上の赤い枠をクリックすると、それぞれの戦跡場所の拡大地図へ跳びます。

下の地図画像をクリックすると、それぞれの戦跡場所の説明ページへ跳びます。

八王子空襲

写真: 八王子市郷土資料館所蔵
(奥住喜重氏写真提供 淵上明氏撮影 斉藤五郎氏撮影)
パネル制作:斉藤勉氏グループ

米軍は、東京など大都市にたいする空襲(くうしゅう)を行う一方、地方の中心都市にも攻撃(こうげき)目標(もくひょう)を移し、焼夷弾(しょういだん)(木造家屋を焼き払うために油などを詰(つ)めた爆弾)による爆撃を始めました。

そして、昭和20年8月2日未明に、八王子はB29爆撃機(ばくげきき)約170機による空襲を受けました。八王子が空襲を受けた理由としては、次の二点が考えられます。

1)市内外の工場で働く人や、都内から疎開(そかい)してきた人たちがいたこと。(疎開とは空襲による被害(ひがい)をさけるため、地方に避難(ひなん)することです。)

2)八王子駅が東日本における鉄道交通の要(かなめ)となる重要な駅であったこと。

焼夷弾(しょういだん)は、現在の万町(よろずちょう)と小比企町(こびきまち)の境に落とされ、その後、下長房(しもながふさ)(現(げん)長房団地内)をはじめ、市内に次々と投下されました。

この空襲は、約2時間近く続き、当時の市内の中心部の大部分が焼失(しょうしつ)する大惨事(だいさんじ)となり、約450名が亡くなり、約2.000名がけがをしました。


八王子市郷土資料館

 
高校生が被爆体験を絵に描く
 
九条の会紹介ポスター
憲法コーナー
憲法コーナーの写真
 
配布物・本の紹介コーナー

おススメの日本の戦争の映画リスト、多摩&八王子の戦跡の本のリスト、戦争のマンガ本リスト、全国平和ミュージアムリストを自由にお持ちいただきました。

それぞれのリストの内容をリンク先にて紹介しています。各項目をクリックしてください。

多摩&八王子の戦跡の本と戦争の絵本は展示室中央に並べ、自由に手に取っていただきました。

実物を展示した戦跡の本と絵本の題名を下のリストのリンク先にて紹介しています。各項目をクリックしてください。

 
別所憲法9条の会の紹介チラシ(来場者へ配りました。)
 

平和パネル展を終えて

5月以降、皆で平和パネル展開催のための相談を重ねてまいりました。10月の秋空の元、長池公園自然館の展示室で開催することができてうれしい限りです。皆さまのご協力により、内容の幅広い充実した展示会となり、好評のうちに終えることができました。ありがとうございます。

来場者は4日間で164名、その内58名の方がアンケートにご記入くださいました。来場者数は運営メンバーを加えますと178名にもなります。


アンケートの「印象に残ったコーナーはどれでしたか」という問いに対しては次のように回答いただきました。

歴史年表 23名  戦跡 27名  空襲 25名
高校生の絵画 31名  九条の会の紹介 5名  憲法コーナー 7名


ほとんどの来場者が展示物をゆっくりと閲覧なさり、互いに感想を話し合ったりしていました。高校生が描いた原爆体験の絵の前で立ち止まってじっと絵を見つめておられる姿も印象的でした。

由木地域の戦跡コーナーでは地図を見ながら「こんなところに戦跡があるなんて!」「ここはよく通る道だ。」と話しがはずみ、興味深く閲覧されている姿が見られました。八王子に空襲があったとは知らなかったという声も聞かれました。

来場者とことばをかわし、さまざまなご意見をいただきました。ゆっくり見たいからと、翌日に再び訪れる方も何人かいらっしゃいました。中学生が学校の先生に紹介されて来場したこともたいへんうれしく思います。


2023年10月 別所憲法9条の会

 展示室全景
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アンケート回答(感想・意見)

54名の方が感想・意見を書いてくださいました。このページの締めくくりとして以下に掲載します。

  • 1. もう一度戦争をして200万人ほど殺されないと”戦争がやっていけない事”が分からなくなっているようです。情報時代ですので、ここに集まって資料を情報のかたちで残されるように進言します。
  • 2. 広い会場でうらやましいです。関東大震災について、特に多摩地域について明らかにしたいものです。
  • 3. 戦争をしてもなんの解決にならない。
  • 4. あってはならない歴史を改めて学びました。国は加害責任をあいまいにしていますから、客観的事実をくり返し訴えることが重要です。その意味で、とても大切な展示会と思います。
  • 5. 被爆体験の人の話しを聞き、高校生が描いた絵は時代を越えて説得力がありました。八王子出身ではないので、今住んでいる地域が戦場になった記録はもっと知りたいと思います。戦後75年以上、戦争がないことの貴重さをまた感じました。
  • 6. 非常に充実した展示内容で驚きました。特に、由木地域の戦跡、八王子空襲など、詳細の内容を知ることができ、戦争のリアルを改めて実感しました。今また戦争・紛争の中にいて不安を強く感じました。
  • 7. 身近な所に戦車道路等がありますが、近辺にも戦争の関係のところがいろいろある事がわかりました。
  • 8. これまでも市の平和展などを見てきましたが、改めて八王子での戦火の記録を見て、遠くない過去に身近な所でも悲惨な状況があったことを感じました。絵画や証言も生々しく衝撃を受けました。「戦争させない」この思いを後世にしっかりつないでいくために私も頑張ります。企画・準備ありがとうございます。
  • 9. 八王子へ来て30年になります。ここに来て初めて八王子空襲のことを知りました。今また世界中で戦争が起きています。日本も(特に沖縄)米国につながって巻き込まれるかも知れない。早く”戦”を終らせなければ!
  • 10. 本を借りて読みたいと思います。毎月9条の会を開いている事は知りませんでした。昔、祖母と見た映画「キクとイサム」を思い出しました。紹介の中にはなかったようですが、私の中に残る戦争の映画です。高齢になると、今と重なり、ウクライナetc. の戦いのTV画面と重なり、暗く悲しい気持ちになります。
  • 11. どなたかがこうした展示をしてくださらないと(マスコミなどでもちゃんと伝えきれてないので)大切な人々の歴史が継承されないので有意義でした。ありがとうございました。
  • 12. 戦争はあってはならないものだし、これからも忘れてはいけない出来事だと思った。こんなにつらいことはもうあってはならないと思いました。
  • 13. 授業では、有名な出来事しか取り上げられないけれど、自分が住んでいるこの地域のことを良く知れて良かった。
  • 14. 学校の授業でならったことばかりで知っている部分もあったけど、より詳しい情報を知ることができました。絵から伝わってくる悲惨さが印象に残りました。
  • 15. 憲法守ること。大切なことだと思います。
  • 16. なぜ太平洋戦争が起きてしまったのかをたどると日清戦争から原因があると知り、戦争はまた次の戦争を呼ぶので、良くないと思った。
  • 17. 戦争があった時代には今には見られない悲しい景色がありました。その景色を見て今でも平和で良かったと感じました。これからも戦争がないようにしたいです。
  • 18. 戦争の残酷さがよく分かる良い絵でした。
  • 19. 八王子中心部だけでなく、別所のまわりにも戦争の傷跡があったのだと改めて確認し、戦争とは市民の生活の頭上に降りかかってくるものだと実感!!
  • 20. 広島だと思いますが、原爆の絵画はショックでした。特に前後の韓国人の親子(ウジムシ)は印象的でした。あまり知られていませんが、広島は在日韓国人が多く、被爆した人も沢山いました。日本人として恥ずべきことです。もっと公表すべきです!!
  • 21. 八王子・多摩にも戦争の傷が残っていることを知ることができ有意義でした。ただし、地元の戦跡を含め八王子の戦時中の状況を知る情報が知りたかった。資料ありがとう。
  • 22. 別所地域での平和展は初めてのことではないでしょうか。どんな田舎びた地域であっても、戦争はやってくるということがよくわかりました。平和の大切さ、戦争を起こさない政治が一番の安全保障だと思いました。とても心に残る企画展でした。
  • 23. お手伝いできませんでしたが、準備の様子はメールで拝見していました。
  • 24. 展示会のテーマ「私たちの町にも戦争があった!展」という視点がとても素晴らしいと思いました。どこか遠くのはるか昔のことではなく、自分とつながっていることを自覚できるように工夫されていて思いが伝わってきました。若い世代の方が方々にぜひとも足を運んでいただきたいと熱望しました。[会の情報は]すでにいただいています。いつもありがとうございます。
  • 25. 父が中島飛行機で工場勤めしていたので興味をもちました。
  • 26. 沖縄の地を旅した時に、当時小学生、中学生だった子が記憶している戦争の絵画を拝見しました。「死んだ子供をおんぶする母」「死んだ母の乳房にぶらさがる赤坊」こんな現実があるのかと心が痛みました。こんなことを二度と起こしてはいけません!!憲法9条改正などありえない!!今、海の向こうで起きている心痛む現状に、私たちは何をすればよいのかと…。
  • 27. 戦争の指令を出すのはいつも大人(高齢の)権力者です。若い人、一般市民が最初に犠牲になります。沖縄でも悲惨な絵画を見た事があります。戦争は本当に愚かな事です。なぜ学習しないのでしょうか。戦争反対。
  • 28. 「徴兵保険」の事は知りませんでした。展示して下さり、ありがとうございます。子供が国に物のように扱われていたのがよくわかる事例のひとつですね。これに加入しないと非国民と呼ばれたのでしょうか。とても怖い。お疲れさまでした。
  • 29. 八王子に空襲があったことを初めて知れて良かった。
  • 30. たまたま通りかかりました。とても身近なところでの話しであると感じることができました。とても興味深かったです。どうもありがとうございました。たくさんの人に見てほしいです。
  • 31. 由木地区の戦跡、湯の花トンネル列車銃撃の展示が鮮明な描写、文章で興味深いと思いました。
  • 32. 身近に戦跡があることに驚きました。
  • 33. 「わたしたちの町にも…」の表題が良かったですね。戦争の歴史の要約をはじめ、「わたしたちの町」として、日露戦争では八王子市からの徴兵状況、由木地域の戦跡など、気づかされました。展示につけての準備・実施どうもご苦労様でした。
  • 34. 東京大空襲はよく知られているが、八王子にこんな大規模な空襲があったことは知らなかった。こんな身近に戦争があったんだと実感した。現在、世界のあちこちで戦争があり、映像で流れているにも拘わらず、戦争を知らない若者たちは他人事と捉えていると思う。自分が生きている場所でこんなことが実際にあったと人々が自分に引きつけて感じて欲しい。その意味で、八王子市民が八王子での戦争の事実を知る事は大切だと思う。今回の催しに感謝します。沢山の人に見て欲しい。何もお手伝いできなくて申し訳ありません。
  • 35. 丁寧な展示で平和への思いがよくわかります。また、日清戦争からの日本のプロセスが、残念な日本の歴史と重なって、これからの日本がどうあるべきか考えさせてくれました。当時のニュースフィルムなどもあるとより印象が深まるのでは?
  • 36. 原爆の絵がリアルで、イメージもできて見られて良かった。地道な活動を続けてください。
  • 37. 自分にできることは何だろうと感じました。解説してくださった方が3歳の時、広島で暮らしていたと伺い、実際のお話しを聞けることは大変貴重でした。言葉がないです。
  • 38. いつまで経っても戦争をやっている世の中がイヤになりそうです。原爆はもちろん、原発もいらないと思っています。
  • 39. 別所憲法9条の会様は憲法を守るための活動をしていただいており、立派な事だと思います。本日はその活動の一部を見させていただき、とても参考になりました。企画していただき、ありがとうございました。
  • 40. 中島飛行機の防空工場
  • 41. 八王子での空襲など、知らなかったことを新たに知ることができました。
  • 42. 絵には説得力があると感じます。見るだけで悲惨さが伝わります。
  • 43. 自分たちが日々過ごしている日本で昔、空襲が起こったということが信じられない。絵画を見て、そのときの情景を思い浮かべると、とても悲しい気持ちになった。戦争を起こさないように今、この時間を笑顔で生きられる、そんな平和な世界であり続けられるようにしたい。
  • 44. 詳しい資料で歴史についても理解が深まりました。憲法九条の大切さ、平和な毎日がどれだけ尊いものか感じることができました。
  • 45. 日本の歴史教育では近・現代史がきちんと教えられることはないようですが、あらためて日本の戦争の歴史をわかりやすくたどって来られたことに感謝します。八王子にくらし30数年ですが、まだ浅川地下壕など見ていない戦争の跡をしっかり見る機会を持ちたいです。
  • 46. 伝えていくことは本当に大変ですが、今できる大切なことですね。歴史を知ることは今を考えること。これからも末永く活動してくださいますよう…
  • 47. 自分の住む地域にもこんな歴史があったことを具体的に知る事ができてとても良かったです。今も悲惨な戦争が世界では続いていて、平和な生活ができなくなった人々がたくさんいます。改めて平和憲法を守っていきたいと感じました。展示の方法も分かりやすくて良かったです。
  • 48. 八王子市内にあった現実をもっと若い人たちにも伝えて知って欲しいです。大人でも知らないことが多々ありました。良い展示を見せていただきました。ありがとうございます。
  • 49. 今こそ広く日本国民として知ってほしい資料がいっぱいですね。
  • 50. 列車の襲撃もあったことを初めて知り、驚きました。授業や本などの資料では悲惨さがどうしても伝わりきらないことがあったのですが、今回の展示では悲惨な様子を痛感することができました。
  • 51. 歴史の先生に展示会のことを聞いて、実際に資料などを見て、より学びを深めることができました。日本人だけでなく、労働者として連れてこられた朝鮮の人々も戦争に巻き込まれてしまったことがとても悲しいです。二度と戦争は起きてほしくないです。
  • 52. 港区赤坂、5才で母親におんぶされ逃げたことを思い出しました。祖父が逃げ遅れ不明です。当時が思い出されました。
  • 53. 絵で戦争体験を見ると、より生々しいものがありました。
  • 54. 【歴史】
    「なぜ戦争が起こったのか」この疑問は大事な点で、わりに見過ごされているようにも思います。その点で興味深い視点だったと思います。

    【絵画】
    絵画は高校生が描いたと聞いて、驚きました。どうやって生まれてもいない昔のことをこんなに生々しく描けるのか、指導者のお力も凄いと思いました。やはり、絵画の力、それも高校生の絵と知って大変インパクトがありました。

    1.今回の展示で日本の現代史の背景の分析が良く、さすが9条の会の内容と思われました。
    2.高校生の描いた絵は大変インパクトがあると思いました。世界中の人々に原爆のことを視覚にて訴える必要を感じました。
    3.最近の世界情勢で、核兵器廃絶の意志を世界中の人々へ訴えるため、日本国外の主要都市で日本国内の他の反核運動と共催で今回のような展示会を行なってほしいです。各国の代表による国際会議の結論より、影響力があるのではと思います。視覚に訴える力は強大です。

    ・ 原爆投下時の写真
    ・ 高校生の描いた被爆者の証言によるインパクトのある数々の絵

    ・ サーロー節子さんの核廃絶を訴える強力な文章等にまとめて、添えての展示会を期待します。効果的と思います。アメリカのNew YorkのJapan Society等と相談して頼んで、マスコミに取り上げられる展示開催を希望します。(他の場所を借りる相談とか、方法とか。)資金はクラウドファンディングで。 国内より外国の人々に核廃絶を訴えることが現在では重要な課題だと思います。
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