J アラート、テスト放送の日

たった今(11:00)、Jアラートのテスト放送が!
「みんなしゃがめ」ってことか?

いったい八王子市は、日本は何を考えているんだろうね。
何も考えていないんじゃないって?
「白痴の知」ならぬ「無思想という思想」かな。
無信仰という信仰があるのだったら、これもアリか…。
だったら無教養という教養、無責任という責任…。
世紀末日本、じゃなく世紀初めの日本…。
もう何が何だかわからん。

そのうち電通が「ピカッと来たらサッと隠れる!」というCMを作るでしょう。

商魂たくましいセールスマンがミサイル除け多宝塔とか放射能除去装置を売りに来るかも…。そんなもの、もう持っていますけど。ピシャリと一言。

●バカバカしいと笑うことなかれ
アトミック・カフェ
1982年・米 89分

●もうフィクションとは呼べない
みえない雲
2006年・独 103分

●シェーナウ、安全な未来への選択
シェーナウの想い
2008年・独 60分

以上、どれも【核・原発】関連の映画。
ごらんください。

2020.10.7

ガザのラッパーたち

パレスチナは地理的にはもちろん、文化的にも日本から遠いので、わたしたちが知っていることはあまり多くはないと思う。どんな人たちが住んでいて、どんな暮らしをしていて、パレスチナが置かれている理不尽な状況をどんなふうに考えているのだろうかとか。

「自由と壁とヒップホップ」という題名の映画を見た。ラップ グループDAMを中心に、PR(Palestinian Rapperzの略)やアビールを描いた映画です。 彼らはラップで自分たちを表現する。 抑圧、抵抗、差別、貧困について感じていることを訴える。

映像を通して彼らの生活、人生が垣間見える。

音楽の力で分断を乗り越える!
自由と壁とヒップホップ  2008年・パレスチナ/米 94分

下のリンク先は映画「自由と壁とヒップホップ」原題:Slingshot Hip Hop のトレイラー

DAMは1999年に結成されたパレスチナ初のヒップホップグループ。ガザ地区ロド出身の3名からなる。タメール、弟のスヘール、マフムード。

彼らは、イスラエル占領への抵抗、パレスチナ人差別や貧困について歌う。アラビア語だけでなく、時にヘブライ語や英語で訴える。

「薬物を売るのはやめろ」 1998年
「誰がテロリスト?」がネットで大ブレイク。2001年
「俺はここで生まれた」 2004年 は、イスラエルのユダヤ人に歌いかける。

この下の動画の曲は ”Juliano’s Way” 「ジュリアーノの生き方」という題名。
Juliano Mer-Khamis は2006年、パレスチナ自治区の街、ジェニンの難民キャンプに「フリーダム・シアター」という劇場を創り、保守的なイスラム社会の抑圧からの解放を目指して、若者を鼓舞していた人物だったが、2011年に何者かに射殺された。DAMは彼のことを歌っている。

2008年の映画 「自由と壁とヒップホップ」 から12年が過ぎ、彼らも大人になり、最近の歌がYouTubeで聞ける。


下の動画では、映画「自由と壁とヒップホップ」 に登場するアビール Abeer Al Zinati が歌う。


映画にはPR(= Palestinian Rapperz) も登場する。PRについてはまたの機会に書きたいと思う。


2020.10.4, Ak.

GREEN KIDS:4世ラッパー

GREEN KIDS, 曲名は E.N.T East New Town 団地のある東新町の頭文字だ。

GREEN KIDS, 彼らは日系4世ラップグループ。 静岡県磐田市の東新町団地出身。彼らは日本語でラップする。

6人のメンバーの内、日系ブラジル人4人、日系ペルー人ひとり、日本人ひとりで、5人は外国籍だ。ふたりを除いて他は日本で生まれ、日本の学校に通った。自分たちは文化的に日本人だと感じている。

が、外国籍の彼らは法的には「ガイジン」、社会的にも「ガイジン」扱いされてきた。今、差別と貧困と夢を歌に乗せる。

「俺たちは人からよく言われてきました。『お前たちは良くない。お前たちのやっていることはまったくなっていない』って」

日本人がブラジルに移住したのは1900年代の始め。彼らはブラジルの中産階級を形成した。1980年代に入った頃にブラジルから「出稼ぎ」に来日する日系人が増えた。日本政府が1990年に出入国管理法を改正したため、地方の工場などで働く日系人が増えた。磐田市もそのひとつだった。

次第に彼らの仕事は日本人に取って代わられ、2008年の世界経済危機の際に多くが解雇され、貧困に陥り、残りたくともブラジルに帰らざるを得なくなった。

日本にとどまった日系ブラジル人の子どもたちには日本語が満足に話せない子もいて、学校で差別され、学校をやめた子どももいた。

「外国人だからって警察に止められるんですよ。ただ歩いているだけなのに」「俺たちが薬を持ってるんじゃないかと疑ってるんです。職質されたときには、車中を探し回され、靴を脱げとか帽子を取れって言われることもあります」

2018年に入国管理法が改正された。日系ブラジル人3世は永住権を申請できるのに対して、4世には申請権がない。GREEN KIDSのメンバーは4世だ。

日本の社会はブラック・ライブズ・マターを遠い国のことで、自分たちには関係がないと思っている人が多いようにみえる。でも、移民たちは日本でのサポートを必要としている。特に教育システムでのサポートを必要としていることは念頭においたほうがいいね。

GREEN KIDS  曲名は Real Daily
「まだ本気でかなえてみせる夢。仲間と朝までたむろしてたコンビニ前。いまさら1人じゃ何もできない俺だけど。君たちには伝えたい」 と歌う。

2020.9.30   Ak.

歌:My Favorite Things

サウンド・オブ・ミュージック Sound of Music

言わずと知れたミュージカル映画、ロバート・ワイズ監督、ジュリー・アンドリュース主演で、1965年に日本でも公開された「サウンド・オブ・ミュージック」。

下のリンク先は「9jコレクション」の映画の解説ページ。良かったら、予備知識を得てください。
https://bessho9.info/mov/teiko.html#sound

映画「サウンド・オブ・ミュージック」がドイツや、原作の背景であるオーストリアでは、それ以外の国で得た称賛とは無縁だったとの話があり、なかなかに興味深いが、それには今は触れない。

数々の挿入歌がそれ以降長年に渡って世界中で愛されることになるが、そんなひとつ、My Favorite Things マイ・フェイヴァリット・シングズ。

まずは、下のURLのリンク先の動画。雷が恐くて主人公マリアの部屋に集まるトラップ家の子どもたち、映画のそのシーンで歌われる。和訳も付いています。見たことがなかったらぜひごらんください。(動画の埋め込みが許可されていない模様のため、リンクで。)

https://youtu.be/opXl99Xksgk


ジョン・コルトレーン John Coltrane

次に紹介するのは、ジャズ・サックスプレーヤー、ジョン・コルトレーンの有名なカバー。うわさに違わず、素晴らしい演奏。古今東西、多くの演奏者にカバーされたこの曲だが、これはその中の秀逸なひとつ。ジャズのカバーには素晴らしいものが数多くある。



アニメ「坂道のアポロン」より

次は、日本のアニメ「坂道のアポロン」で使われているジャズ演奏。原作は漫画家、児玉ユキの作品。2007年から2013年にかけて雑誌に掲載されたという。2012年にテレビアニメ化、2018年に実写化となった。ジャズに夢中になった高校生の話。

ピアノ演奏は松永貴志。彼は17歳でメジャーデビューした。ハービー・ハンコック、ボビー・マクファーリン、ロン・カータ、岩城宏之と共演した経験を持つ。2020年現在34歳。My Favorite Things、斬新ですてきなアレンジだ。彼の「THE WORLD OF PIANO」というアルバムにはより複雑なアレンジの同曲が収録されている。


サチャル・ジャズ・アンサンブル& ウィントン・マルサリス
Sachal Jazz Ensemble & Wynton Marsalis

次はね、ウィントン・マルサリス Wynton Marsalis のジャズバンドとサチャル・ジャズ・アンサンブル Sachal Jazz Ensemble のコラボレーション。ジョン・コルトレーンのアレンジだと中でウィントンが言っている。

もう絶対に素晴らしい! というだけじゃ、全然足りない。感動!! サチャルのメンバーの担当はシタール、バーンスリ(竹製の横笛)、タンブー(高音と低音のふたつの太鼓の組み合わせ。)他にもタンブーとは異なる太鼓など。

サチャルのメンバーはパキスタンのラホール出身。ラホールはムガール帝国の時代から芸術の都として栄えて来たという。最近は廃れてしまい、特にイスラム原理主義組織は音楽は悪とみなして禁止したとか。音楽家たちは白い目で見られるのを恐れて、自宅で隠れて演奏して来たと話している。パキスタンの伝統楽器と伝統奏法、アメリカのジャズ、東洋と西洋の音楽の出会いで彼らの音楽が今わたしたちに届けられる。

ニューヨークのJazz At Lincoln Centerで、彼らがウィントン・マルサリス・カルテットやビッグバンドと共演し、成功をおさめるまでの経緯が描かれる映画がある。 見てください。
ソング・オブ・ラホール 2015年・米 82分

バキール・アバスのバーンスリ(横笛)が特に聴きどころ、見どころ。


七つの指輪 7 Rings : アリアナ・グランデ

次は少し方向が変わって、アリアナ・グランデのバージョン。My Favorite Thingsではなく、7 Rings「七つの指輪」という題名。下の動画には和訳が付いているので、良かったら見てほしい。

あまりの拝金主義と、何でも買うことのできる自分のステータスに傲慢な歌詞に眉をひそめる人もいるかもしれない。でも、わたしは好きだな。さばさばしたワーディングは聞いてて気持ちがいい! 世界中のティーンに人気があるのがわかる。アリアナのファンてわけじゃないけど、称賛しちゃう。キュートで、力強い! 現在27歳の彼女、なんとうらやましいこと!?


7 Rings : The Blue Notes

最後は、アリアナ・グランデ バージョンをピアノ演奏したもの。The Blue Notesという南アフリカ共和国出身でヨーロッパシーンで活躍しているバンド。

映画オリジナル版からアリアナを通過し、 曲はかなり変わってきて、愁いをおびたものになっている。わたしはこれかなり好きかな。

Ak,  2. Sep. 2020