Dagga (salata ghazawlyya)
ダッガ(サラダ・ガッザーウィーヤ)
2025年10月にイスラエルとパレスチナは停戦状態にはいった、と思いきや、イスラエル軍のガザへのドローン攻撃、ブルドーザーによる建物破壊は続き、ヨルダン川西岸でも同じ攻撃が行われています。2026/1/21発表の欧州地中海人権監視団の統計によると、停戦以来、477人もの人がパレスチナで殺されました。2025/11/19に薪を集めに行って殺された10歳と8歳の兄弟も含まれます。イスラエル軍の発表では、ふたりは「不審な行動をし、差し迫った脅威となっていた」と説明されたとのこと。
食べて連帯!という言い方は好まないし、そんなことが可能かどうかもわからないけれど、パレスチナの食を知ることはパレスチナの生活を考える手助けになるように思います。

肉でも野菜でもパスタでもパンでも、何にでも合います。掛けたり、浸したり、どのようにでもお好みの食べ方で。ほんとうに何にでも合い、とてもおいしいです。
生のディルはあまり売られていないため、入手はむずかしいのですが、機会があれば、ぜひ作ってみてください。生葉ディルをディルシードに代える方法もあります。
材 料(2~3人分)
- にんにく 2片(みじん切り、またはすりおろす)
- 青唐辛子(みじん切り)2本ほど
- 生ディル(みじん切り)1/4カップ(約10g)
- 完熟生トマト(粗みじん)中2個
- 塩 小さじ 1/2
- オリーブオイル 大さじ2
1)すり鉢か乳鉢ににんにくと塩を入れ、すりつぶしてペースト状にする。青唐辛子を加え、なめらかになるまですりつぶし、ディルを加える。ディルの香りがたつまで円を描くようにやさしく混ぜる。

2)トマトを加えて軽くつぶしながら、少し濃度が出るまで混ぜる。全体をスプーンで混ぜ、オリーブオイルを加える。できあがり。
パレスチナではホブス・クマージュでこのソースをすくって食べるそうです。ホブス・クマージュとは中が空洞の薄いパンのことで、ピタパンと同じです。形は円形、フランスパン風、大きくて薄いパンなどさまざまあるようです。
アレンジレシピとしては、
ディルの生葉の代わりにディルシード大さじ1、にんにくの代わりに玉ねぎのみじん切り、またはすりおろし大さじ2を使う。ディルシードは塩を加えて乳鉢(すり鉢)で円を描くようによくすりつぶし、そこに玉ねぎを加える。仕上げにレモンをひと搾りし、オリーブオイルをそそぐ。

以上のレシピは『ガザ・キッチン』という本より引用しました。このすぐ上の写真はその本よりお借りしました。乳鉢で作っていますね。

著者 ライラー・エル=ハッダード、マギー・シュミット
訳者4名、岡 真理 (監修)
出版 オレンジページ
※本書は2016年にアメリカで出版された『The Gaza Kitchen: A Palestinian Culinary Journey』の第3版(2021年刊)の日本語翻訳版です。
著者のひとりライラ―の亡くなった祖母曰く、「ガザの夕食はダッガがないと始まらない」のだそうだ。
(こじま) 2026.2.12
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