大いなる忘れ物 ~キエフの鳥の歌~


 日本を拠点に音楽活動を展開するナターシャ・グジーのアルバム《Nataliya》に「キエフの鳥の歌」が収録されているのを忘れていたとは、なんたること。日本の歌、良く知られた歌も数多く入っている。

「キエフの鳥の歌」についてはこのリンク先記事をごらんください。

 ナターシャ・グジーについては、今さら説明する必要もないと思うが、ごく手短に。チェルノブイリ原発からわずか3.5kmのプリピャチに住んでいたナターシャは、6歳の時に起きた原発事故で被ばくし、家族ともどもキエフに避難を余儀なくされた。その後、原発事故で被災した少年少女らによって結成された民族音楽団「チェルボナ・カリーナ」の一員として、1996年と1998年の来日公演ツアーに参加。2000年からは活動拠点を日本に移している。バンドゥーラ奏者は、わが国には数えるほどしかいない。やはり日本に住むナターシャの妹カテリーナも、歌手でありバンドゥーラ奏者である。

 ::: CD :::

Nataliya(収録曲)

1. 金色の花
2. 弾けよバンドゥーラ
3. 想いで
4. 秋桜(コスモス)
5. キエフの鳥の歌
6. 見上げてごらん夜の星を
7. 遙かに遠い空
8. 涙そうそう
9. 川だけが知っている
10. あなたと
11. お母さんの歌
12. なぜなのか教えて
13. タイム・トゥ・セイ・グッバイ
14. アヴェ・マリア(カッチーニ)
15. アメイジング・グレイス

* アルバム《Nataliya》の収録曲のいくつかを以下にてお聴きいただけます。残念ながら、「キエフの鳥の歌」はありません。

見上げてごらん夜の星を
涙そうそう
お母さんの歌
なぜなのか教えて
アヴェ・マリア

このリンク先の記事では、カタロニア民謡の「鳥の歌」が収録されているナターシャ・グジーのCD ”旅歌人(コブザーリ)”を紹介しています。


(しみずたけと) 2022.6.20

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リンク先は別所憲法9条の会ホームページ

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