ブルックナーの全交響曲まとめ聴き

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 ショルティとシカゴ交響楽団という最もパワフルな演奏を聴かせるコンビによる演奏である。ショルティの名で思い浮かぶのはマーラーとワーグナーかもしれないが、ベートーヴェンやブルックナーはもっと評価されてしかるべきだろう。この第3番は、ワーグナーの影響がもっとも顕著に表れた作品であるから、ワーグナーとブルックナーの共通性を感じるためにも、ワーグナーを得意にしたショルティの演奏で聴いてみてほしかった。








(しみずたけと) 2025.8.23

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時代はブルックナー…

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(しみずたけと) 2025.7.30

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孤高の人、悩める人

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ブルックナー:交響曲第3番ニ短調

 ブルックナーがリヒャルト・ワーグナー(1813~83年)を敬愛していたことは前に書いた。この交響曲第3番は、ブルックナーがワーグナーに献呈したことから『ワーグナー』の題が付けられている。版は六つかそれ以上あり、第1稿が完成したのが1873年で第2稿が1877年。1888年、大幅な改訂に着手し、翌年に第3稿として完成をみた。この間、16年。交響曲第8番を改訂した時期と重なっている。

 第3稿は、第1稿、第2稿に比べて短縮され、無駄を省いて洗練された結果、より効果的な音楽となっている。第1稿にあったワーグナーの楽劇からの引用も減らされた。そのおかげかどうかはわからないが、第1稿の初演がかんばしくなかったのに対し、第3稿による初演は大成功だったという。反面、荒々しいまでの幻想性の噴出、豪快さが渦巻くブルックナーらしさが影を潜めてしまっていることも否めない。ワーグナーに対する思いが薄れでもしたのであろうか。

 敬虔なカトリック信徒で、教会のオルガニストでもあったブルックナーは、常に天上の世界を見ていた。彼の作品は、宗教曲はもちろんのこと、交響曲も世俗とは一線を画し、神への祈り、神への感謝に充ち満ちている。ワーグナーを尊敬はしていたが、ある意味、世俗的な名声を求めたワーグナーとは正反対の立ち位置にある孤高の人だった。それゆえ、苦悩も多かったのではあるまいか。作曲者本人がこの第3稿を決定稿とした事実は尊重すべきだが、彼の人生をあれこれ想像しながら聴く交響曲第3番というのも、いろいろな意味で興味深いものだ。


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1)セル盤(1889年 第3稿 ノヴァーク版)

指揮:ジョージ・セル
演奏:クリーブランド管弦楽団
録音:1966年


 

2)インバル盤(1873年 第1稿 ノヴァーク版)

指揮:エリアフ・インバル
演奏:フランクフルト放送交響楽団
録音:1983年


(しみずたけと) 2025.6.12

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天上の音楽

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1990年10月8日 東京 ライブ

(しみずたけと) 2025.6.6

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