ワーグナーは“人たらし”…

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::: C D :::

 まずはベルベルト・フォン・カラヤン(1908~89年)の二枚の管弦楽曲集。ワーグナーを得意にし、『タンホイザー』以外の主要作品はすべて録音しているだけあって、ベルリン・フィルとの関係が最も良好だったこの時代の演奏には、そのエッセンスが凝縮されている。荒々しいまでの『さまよえるオランダ人』、『タンホイザー』の壮麗さ、陶酔的で美しい『トリスタンとイゾルデ』、カラヤンとベルリン・フィルが残した膨大な録音の中でもとりわけ印象的なものとなっている。

1.歌劇『リエンツィ』序曲
2.歌劇『さまよえるオランダ人』序曲
3.歌劇『タンホイザー』序曲
4.歌劇『タンホイザー』バッカナール

 ワーグナー演奏でゲオルク・ショルティ(1912~97年)とウィーン・フィルの演奏を外すわけにはいかないだろう。なにしろ史上初めて『ニーベルンクの指輪』四部作全曲のスタジオ録音を完成したコンビなのだから。それとほぼ同じ時期に録音されたのがこのアルバムである。溌剌としたパワーに満ちた『さまよえるオランダ人』と『タンホイザー』の序曲は特に素晴らしい。後にシカゴ交響楽団を起用し、さらにパワフルなワーグナーを聴かせてくれたが、ウィーン・フィルの響きの方が厚みを感じられる。


(しみずたけと) 2025.7.28

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穂高よさらば

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山 で 歌 う

穂高よさらば


雷撃隊出動の歌


古関裕而の軍歌


「穂高よさらば」を歌う


::: C D :::

1)山の歌 ~穂高よさらば~


2)古関裕而 戦時下日本の歌 ~愛国の花~


(しみずたけと) 2025.7.25

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スコットランドの花

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Flower of Scotland



::: C D :::

The Corries In Concert

.Johnny Lad
.Wild Rover
.Sally Free And Easy
.Lord Of The Dance
.Kid Songs
.Liverpool Judies
.Flower Of Scotland
.Hills Of Ardmorn
.Granny’s In The Cellar
10.Will Ye Go Lassie Go

Scottish Love Songs

.Tiree Love Song
.The Road To Dundee
.Ca’ The Ewes
.Annie Laurie
.Hunting Tower
.The Bonnie Lass Of Fyvie
.Ae Fond Kiss
.The Lowlands Of Holland
.The Skye Boat Song
10.The Nut Brown Maiden


Traditional Folk Songs & Melodies of Scotland


(しみずたけと) 2025.7.1

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埴生の宿とロッホ・ローモンド

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1)埴生の宿

埴生の宿(作詞:里見義)


Home, Sweet Home


2)ロッホ・ローモンド

2)ロッホ・ローモンド(訳詞:近藤玲二)


The Bonnie Banks o’ Loch Lomond

1.
By yon bonnie banks and by yon bonnie braes,
Where the sun shines bright on Loch Lomond,
Where me and my true love were ever wont to gae,
On the bonnie, bonnie banks o’ Loch Lomond.

Chorus :
O ye’ll tak’ the high road, and I’ll tak’ the low road,
And I’ll be in Scotland afore ye,
But me and my true love will never meet again,
On the bonnie, bonnie banks o’ Loch Lomond.


::: C D :::

Joan Sutherland : Home Sweet Home

1.The Gipsy and the Bird
2.Paria
3.Io Non Sono Piu L’annetta
4.Ideals
5.Il Bacio
6.La Serenata
7.Mattinata
8.Air de Nina
9.Indian Love Call
10.Love Will Find a Way
11.Waltz Song
12.Lo! Here the Gentle Lark
13.The Last Rose
14.Scenes That Are Brightest
15.I Dreamt I Dwelt in Marble Halls
16.Home Sweet Home

ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
指揮:リチャード・ボニング
演奏:ロンドン交響楽団(1-7, 12-16)
   ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(8-11)
合唱:アンブロジアン・ライト・オペラ合唱団(8-11)

1990年のお別れコンサート

鮫島有美子:埴生の宿

鮫島有美子:ロッホ・ローモンド

TRADITIONAL FOLK SONGS & MELODIES OF SCOTLAND:Loch Lomond


(しみずたけと) 2025.6.19

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孤高の人、悩める人

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ブルックナー:交響曲第3番ニ短調

 ブルックナーがリヒャルト・ワーグナー(1813~83年)を敬愛していたことは前に書いた。この交響曲第3番は、ブルックナーがワーグナーに献呈したことから『ワーグナー』の題が付けられている。版は六つかそれ以上あり、第1稿が完成したのが1873年で第2稿が1877年。1888年、大幅な改訂に着手し、翌年に第3稿として完成をみた。この間、16年。交響曲第8番を改訂した時期と重なっている。

 第3稿は、第1稿、第2稿に比べて短縮され、無駄を省いて洗練された結果、より効果的な音楽となっている。第1稿にあったワーグナーの楽劇からの引用も減らされた。そのおかげかどうかはわからないが、第1稿の初演がかんばしくなかったのに対し、第3稿による初演は大成功だったという。反面、荒々しいまでの幻想性の噴出、豪快さが渦巻くブルックナーらしさが影を潜めてしまっていることも否めない。ワーグナーに対する思いが薄れでもしたのであろうか。

 敬虔なカトリック信徒で、教会のオルガニストでもあったブルックナーは、常に天上の世界を見ていた。彼の作品は、宗教曲はもちろんのこと、交響曲も世俗とは一線を画し、神への祈り、神への感謝に充ち満ちている。ワーグナーを尊敬はしていたが、ある意味、世俗的な名声を求めたワーグナーとは正反対の立ち位置にある孤高の人だった。それゆえ、苦悩も多かったのではあるまいか。作曲者本人がこの第3稿を決定稿とした事実は尊重すべきだが、彼の人生をあれこれ想像しながら聴く交響曲第3番というのも、いろいろな意味で興味深いものだ。


::: C D :::

1)セル盤(1889年 第3稿 ノヴァーク版)

指揮:ジョージ・セル
演奏:クリーブランド管弦楽団
録音:1966年


 

2)インバル盤(1873年 第1稿 ノヴァーク版)

指揮:エリアフ・インバル
演奏:フランクフルト放送交響楽団
録音:1983年


(しみずたけと) 2025.6.12

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