本の紹介
移民・難民・レイシズム
映画でみる移民/難民/レイシズム
世界に何度絶望しても、映画は「もうひとつの世界」を夢見ることをやめない。この希望なき世界を変える力を!
戦争、虐殺、差別、貧困・格差、植民地主義……直面する現実を前に、「ありえたかもしれない世界」を表現することに奮闘し続ける映画人たちがいる。
日本社会の課題をも照射する映画評論集。世界を変える映画20本。(影書房のHPより)
20本の映画を軸に、平和と人権が語られる。過去の歴史やSFだとしても、身近な事象に置き換えてみれば、それらは決して遠い世界の話ではなく、私たちを取り巻く問題であることに気づくはずだ。しかし、気づこうとしなければ、見えない、聞こえない、そして誰も語ろうとしない。そのことにこそ、問題の根源がある。
下のリストの映画の題名をクリック、またはタッチすると、解説がごらんいただけます。「映画の紹介」ページに跳びます。
- 祖国を追われた三人の男
- 太陽の男たち
- 1972年・シリア
- アフガン難民、イギリスへの道
- イン・ディス・ワールド
- 2002年・英
- ドーバーを泳ぐ少年
- 君を想って海をゆく
- 2009年・仏
- 移民とコミュニティ
- ル・アーヴルの靴みがき
- 2011年・フィンランド/仏/独
- もし宇宙から難民が押し寄せたら…
- 第9地区
- 2009年・米
- 俺が死んだら故郷に埋めてくれ
- メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
- 2005年・米/仏
- 移民たちの労働条件改善運動
- ブレッド&ローズ
- 2000年・英/独/西
- ロンドンの労働事情と移民問題
- この自由な世界で
- 2007年・英/伊/独/西
- ドイツに暮らすトルコ系移民
- そして、私たちは愛に帰る
- 2007年・独/トルコ
- ナチス強制収容所に送られた一家
- ライフ・イズ・ビューティフル
- 1998年・伊
- フランスのユダヤ人迫害
- サラの鍵
- 2010年・仏
- ナチスに荷担したフランス
- 黄色い星の子供たち
- 2010年・仏/独/ハンガリー
- 産みの母に会いたい…
- 約束の旅路
- 2005年・仏
- アメリカ西部開拓史の汚点
- ソルジャー・ブルー
- 1970年・米
- 二つの異なる世界で生きた男
- 小さな巨人
- 1970年・米
- アメリカ史の裏側
- マンディンゴ
- 1975年・米
- スカーフ着用問題の深層
- スカーフ論争
- 2004年・仏
- 暴力が生む民衆の断絶
- 移民の記憶 マグレブの遺産
- 1997年・仏
- パリ郊外、三人の移民青年の一日
- 憎しみ
- 1995年・仏
- 11人の怒り、祈り、希望…
- 11'09"01 セプテンバー11
- 2002年・仏