2020.3.23 拓魂公苑を訪れて

風が強く花冷えの3月23日、拓魂公苑を訪れました。「拓魂」と刻まれた碑には可愛いお花が添えられて、毎年4月に行われる拓魂祭を前に、いつも誰かに見守られている観が有りました。開拓団ごとの団碑が周囲を取り巻いて義勇団の碑も多く有りました。国策の下に移民せざると得なかった、そして、させざるを得なかった親や肉親の気持ちを考えると国策のからくりに気づかなかったとは言えども言葉になりません。何事でも(今でも)過ぎると他人事で、顧みる事無く、寄り添っている如く団碑に名を並べています。

人は過ちを犯すものであるのなら、毅然とそれを背負って政権を担って行くべきです。 満蒙開拓団のあまりの多大な犠牲を知り、漠然と知っていて、知っているつもりになっていたことの情けなさに愕然でした。少しでも知ることが出来たことに!チャンスを下さったことに感謝です。   (N)

「満蒙開拓、背中あわせの被害と加害」
別所憲法9条の会ホームページへ

2019年11月 例会に参加して

講師の解説と質疑の中で国民投票運動に対する国民側への規制と安倍政権側への野放図の構図がはっきりと見えてきた。これまでの普段の選挙運動でもかなりの制約のもとで闘わざるを得ないのに、テレビCMや新聞全面広告で改憲賛成宣伝が流されたら圧倒的な雰囲気が作り出されてしまうだろう。付帯決議の内容に基づいて投票法の改正論議を深めようと憲法審査会を開いて隙を見て改憲発議を早くと虎視眈々と狙っているのが分かってきた。審査会を開かせず一刻も早く退陣させるしかない。「いつまで『桜』ばかりをつついているのだ」との野次に負けずに、文科相の「身の丈」教育行政始め安倍政権をあらゆる角度から追い詰めないと!

例会の前日には横田基地オスプレー反対集会に参加して来たが、地位協定だけでなく自衛隊の米軍との一体化に恐怖さえ感じる!南大沢上空にもオスプレーが飛んでいる!

八王子駅北口や国会・官邸前集会には参加し続けようと思っている。  S・M

9.10月の例会に参加して 『解決済み』と言うけれど

徴用工問題は、「日韓請求権協定により解決済み」と言う日本政府の主張に大いに疑問があると言うことが良くわかりました。“日本は侵略・植民地支配の清算がなされておらず、国際社会が認めるルールにのっとった謝罪が出来ていない。ましてや安倍首相は侵略・植民地支配の歴史を認めていない”等々を知り、不法植民地支配下での非人道的扱いを受けた被害者が納得しない限り解決済みとは全く言えないことが良くわかりました。村山談話で、国としての謝罪は終わっていると思っていたので今更かもしれませんが、韓国の怒りが少し分かりました。

日本が朝鮮で何をしてきたのか 歴史の事実をもっと学ばなければと思います。

お隣の国 植民地時代の朝鮮

今回、お隣の国の植民地時代の朝鮮について、60年以上前に使った学校の教科書からはじめて、改めて勉強しました。その中で、感じたことは以下のことでした。

清が「アヘン戦争」に敗れ、日本が鎖国している時代で、外国留学を決意しペリーの黒船に小舟を使って近づき外国について学ぼうとしたが果たせなかった、吉田松陰の考え、 「神后(神功皇后)の三韓を征し、時宗(北条時宗)の蒙古を殺し、秀吉の朝鮮を伐つ如き、豪傑というべし」「朝鮮を責めて質を納れ貢を奉ること古の盛時の如くならしめ、北は満州の地を割き、南は台湾・ルソンの諸島を収め、しだいに進取の勢いを示すべし」(吉田松陰) 日本と韓国・朝鮮の歴史  中塚 明 著

そして、江華島事件(1875年)から日本敗戦(1945年)の70年の朝鮮の植民地化の歴史から、安倍政権は何を学んだのだろうか。Y.K.

「檻の中のライオン」講演会 と例会に参加して

「檻の中のライオン」の講演では基本をしっかり認識することの大切さが話されました。今回の日韓の事でも「人を大切にする」と言う極めて当たり前の「簡単」なことがとてつもなく「簡単ではない」。例会で学習する事や、知ることが出来ると言うことは、そんな“簡単で当たり前”のことに少しでも近づける一歩の気がします。私は学習をしあえることの心地良さ!!がとても大切で大事なことと確信しました。 N