「沼地の兵士の歌」のCD紹介

::: CD :::

1) Hannes Wader singt Arbeiterlieder

  1.  Dem Morgenrot Entgegen (Lied Der Jugend)
  2. Auf, Auf Zum Kampf
  3. Der Kleine Trompeter
  4. Bella Ciao (Lied Der Italienischen Partisanen)
  5. Mamita Mia (De Las Cuatro Muleros)
  6. Die Thälmann-Kolonne (Spaniens Himmel)
  7. El Pueblo Unido
  8. Trotz Alledem (Dass Sich Die Furcht In Widerstand Wandeln Wird)
  9. Das Einheitsfrontlied
  10. Solidaritätslied
  11. Die Moorsoldaten
  12. Lied Vom Knüppelchen
  13. Die Internationale

2) Le Choeur de l’Armée Française

MESSE MILITAIRE
 1.  Prélude et Notre Père
 2.  Interlude pastoral
 3.  Au Drapeau – Psaules, Poème
 4.  Kyrie Éleison – Agnus Dei
 5.  Interlude – Poème – Psaumes – Amen

6.  PRIÈRE POUR NOUS AUTRES CHARNELS
7.  LE CHANT DES PARTISANS
8.  LE CHANT DES MARAIS

MESSE MÉMOIRE ET PATRIE
 9.  Kyrie Éleison
 10.  Sanctus
 11.  Agnus Dei
 12.  De Profundis

13.  FINAL DE LA CANTATE LIBERTÉ

Orchestres de la Garde Républicaine


3) Pete Seeger: “Live in ’65”

CD 1
  1.  Oh Susanna
  2. He Lies in an American Land
  3. Oleanna
  4. Uh, Uh, Uh
  5. Never Wed an Old Man
  6. When I First Came to This Land
  7. All Mixed Up
  8. I Come and Stand at Every Door
  9. Malaika
  10. May There Always Be Sunshine
  11. Manyura Manya
  12. The Freedom Come-All-Ye
  13. Peat Bog Soldiers
  14. Los Cuatro Generales
  15. Turn! Turn! Turn
  16. Healing River
CD 2
  1.  This Little Light of Mine
  2. Old Joe Clark
  3. Going Across the Mountain
  4. Praties Grow Small
  5. Step by Step
  6. Greensleeves
  7. I Once Loved a Lass
  8. Queen Anne Front
  9. A Hard Rain’s A-Gonna Fall
  10. The Bells of Rhymney
  11. If I Had a Hammer
  12. Guantanamera
  13. This Land is Your Land
  14. Where Have All the Flowers Gone
  15. Abiyoyo

4) Paul Robeson: ‘SONGS FOR FREE MEN’ 1940-45

  1.  Ballad for Americans
  2. Spring Song
  3. Oh, Give Me Your Hand
  4. Chee La!
  5. Fengyang
  6. Chinese Soldiers Song
  7. Riding the Dragon
  8. From Border to Border
  9. Oh, How Proud Our Quiet Don
  10. The Purest Kind of Guy
  11. Joe Hill
  12. The Peat-Bog Soldiers
  13. The Four Insurgent Generals
  14. Native Land
  15. Song of the Plains
  16. Cradle Song
  17. Within Four Walls
  18. Anthem of the Ussr
  19. The United Nations
  20. By An’ By
  21. Sometimes I Feel Like a Motherless Child
  22. John Henry
  23. Water Boy
  24. Go Down Moses
  25. Balm in Gilead
  26. Nobody Knows De Trouble I’ve Seen
  27. Joshua Fit De Battle of Jericho

5) オリヴィエ・メシアン(1908~92年)未発表作品集
「抑留者たちの歌」 「追放者たちの歌」
Chant Des Déportés, 1945


(しみずたけと) 2021.12.28

ブログ記事「沼地の兵士の歌」にて詳しく説明しています。

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沼地の兵士の歌

下で紹介する3人の歌手(ハーネス・ヴァーダー、ピート・シーガー、ポール・ロブスン)と、そのほかにフランス陸軍合唱団、オリビエ・メシアンのCDをこちらのリンク先の記事「沼地の兵士の歌のCD紹介」にてごらんいただけます。


「沼地の兵士の歌」 
Die Moorsoldaten

ハーネス・ヴァーダー Hannes Wader が歌う。

「沼地の兵士の歌」 ドイツ語版 Die Moorsoldaten ドイツのプロテスト・シンガーのハーネス・ヴァ―ダーが歌う。
ここには絶滅収容所の写真が多く示されています。

ドイツ語歌詞と和訳へはここから跳べます。


「沼地の兵士の歌」
Die Moorsoldaten

 ピート・シーガーが歌う(ライブ演奏)。英語歌詞も。

なつかしいピート・シーガーの歌声です。ドイツ語で歌い始め、「2週間前、2万人集まったマジソンスクウェア・ガーデンで、多くの人がドイツ語で一緒に歌うのを聞いて驚きました。でも、英語の歌詞もありますよ。」と言って、英語の歌詞をはさみます。この動画では当時のエムスラントの収容所の空撮と所在がわかる地図を見ることができます。この地図はこのページのもう少し下の方にも同じものを掲載しています。 (サイト編集者)

エムスラントの地図へ跳びます。


「沼地の兵士の歌」
The Peat Bog Soldiers

ポール・ロブスン Paul Robeson が歌う。

「沼地の兵士の歌」 英語版  Peat Bog Soldiers
アメリカ人で、バスバリトンのオペラ歌手、作家、公民権活動家のポール・ロブスンが歌う。

英語の歌詞へはここから跳べます。


「沼地の歌」
Le Chant des Marais

フランス軍パラシュート部隊の合唱

「沼地の歌」 Le Chant des Marais ,  フランス軍パラシュート部隊の合唱

フランス語の歌詞へはここから跳べます。


「追放者たちの歌」
Chant des déportés, pour chœur mixte et grand orchestre
オリヴィエ・メシアン作曲
演奏:ジャカランダ・ミュージック、カリフォルニア
指揮:アンドリュー・デイヴィス  演奏:BBC交響楽団

エムスラント郡にあった収容所のマップ

ドイツ、エムスラント地方

ピート・シーガーの動画へ戻ります。


沼地の兵士の歌:ドイツ語

ハーネス・ヴァーダーの動画へ戻る


沼地の兵士の歌 : 英語

沼地の歌:フランス語

Peat Bog Soldiers
Le Chant des Marais

1.
Far and wide as the eye can wander
Heath and bog are everywhere
Not a bird sings out to cheer us
Oaks are standing, gaunt and bare

Refrain (x2):
We are the peat bog soldiers
We are marching with our spades to the bog

1.
Loin vers l’infini s’étendent
De grands prés marécageux
Et là-bas nul oiseau ne chante
Sur les arbres secs et creux

Refrain (x2):
Oh! terre de détresse
Où nous devons sans cesse
Piocher

2.
Up and down the guards are pacing
No one, no one can go through
Flight would mean a sure death facing
Guns and barbed wire block our view

Refrain:

2.
Dans ce camp morne et sauvage
Entouré de murs de fer
Il nous semble vivre en cage
Au milieu d’un grand désert

Refrain:

3.
But for us there is no complaining
Winter will in time be past
One day we shall cry rejoicing
Homeland, dear, you’re mine at last

3.
Bruit des pas et bruit des armes
Sentinelles jour et nuit
Et du sang, des cris, des larmes
La mort pour celui qui fuit

Refrain:

4.
No more the peat bog soldiers
Will march with our spades to the bog
No more the peat bog soldiers
will march with our spades to the bog
//
Then will the peat bog soldiers
march no more with spades to the bog

4.
Mais un jour dans notre vie
Le printemps refleurira
Liberté, liberté chérie
Je dirai tu es à moi
Oh! terre d’allégresse
Où nous pourrons sans cesse aimer

ポール・ロブスンの動画へ戻る


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(しみずたけと)  2020.5.18

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名もなきひとりひとり 

コンパニエ ジョリ・モーム Compagnie Jolie Mome、パリで活動するミュージカル・グループです。すてきな人たちです。すてきなパフォーマンスを披露しています。例えば、パリのカルチェ・ラタンのムフタール通りの街角で。

下のビデオは ベル・ルージュ フェスティバル 2018 でのパフォーマンス。仮設劇場です。演奏曲目はSans La Nommer「名もなきひとりひとり」(題名は私訳)。下に掲げた歌詞の後半、太字にした部分は演者がこれらすべての権力に抗った人々を讃えて一気に口上を述べるところです。圧倒されます! ぜひ聴いてみてください!

Sans La Nommerはジョルジュ・ムスタキが作曲し歌ったものです。ムスタキは昔、日本でもたいそう人気があり、来日していたのを覚えています。この曲も歌っていたのでしょうか。ジョリ・モームの歌のレパートリーはこれまで広く歌われてきたものと、彼らのオリジナル曲の両方です。

ベル・ルージュ フェスティバル 2018 より ”Sans la nommer” 約7分

名もなきひとりひとり
Sans La Nommer

名前を明かさず、あの娘について話そう
片思いの恋人を語るように
目覚めようとする、生き生きとした娘
太陽の下、輝く未来に

打ちのめされ、 追跡され、追い詰められ
そして彼女は立ち上がり
苦しみ、ストを決行
鎖につながれ し
裏切られ、見捨てられ
それでも生きる勇気を授けてくれる
彼女にならついて行きたい
どこまでも

名前は明かさずに、彼女にオマージュを捧げよう
五月の美しい花、野生の果実
両足でしっかりと大地にたつ娘
そして気の赴くままに生きる娘

名前は明かさず、彼女について話そう
愛され、憎まれ、でも忠実な彼女
あなたにも紹介したい
人は彼女を永久革命と呼ぶ

【 敬意を表し、以下を連呼します。】

戦艦ポチョムキンの水平たちのために
弾圧された評議会の平和主義者

クラオン(塹壕戦の)謀反兵
サッコとバンゼッティ
ローザ・ルクセンブルグとK.リープクネヒト
1936年のスト参加者
オビエドの炭鉱扶
スペイン内戦の義勇兵
アナーキストの兄弟たちの勇気を讃えて
レジスタンスの兵士
マヌシアンとその二十二人の仲間たち
レジスタンスの外国人たち闘士たち
シャロンヌ駅で踏み倒されたデモ参加者
1961年10月17日、セーヌに投げ込まれたアルジェリア人
ビクトル・ハラ
1968年の900万人のスト参加者
チェ・ゲバラとそのゲリラ仲間
リバプールの港湾労働者
ソウルの労働者
アメリカの経済政策に苦しむキューバ人民のために
チュニジア人民

モロッコ人民
クルド人
トルコの囚人
アルジェリア人民とカビールの仲間たちのために

アルゼンチン人民
旧ユーゴ人民
チェチェン人民
南北のコリア人民
ルワンダとスーダンの人民
シエラ・レオネ人民

サラウィの民
ブラジルの土地なし農民
ジンバブエの農民
チアパスのインディオ
ムミア・アブ・ジャマル
レオナール・ペルチエ
合衆国の牢獄で処刑されたすべての無実の囚人のために
ナタリー・メニゴとその仲間の政治犯
「オーバーステイ」の人たち
路上生活者、失業者の闘いのために
ロム
セザレ・バッティスティ
コート・ジボワールの人民のために
コンゴ、そしてハイチの人民
イラク人民
パレスチナ人民
そしてイスラエルの平和主義者
その数はまだあまりにも足りないけれども

ジョリモームのホームページ https://cie-joliemome.org/

   

< DVD >

2004年にビデオプレスから発売された20分のDVDがあります。
タイトル「歌は何のために

DVDでは歌に日本語の歌詞が付けられています。全8曲の歌詞はこちら歌は何のために」でごらんいただけます。

日本語歌詞は http://vpress.la.coocan.jp/jorikasi.html より引用しました。


(Ak.)  2020.5.16

誰れが誰れの「心を踏みにじる」の?

今日、サンドラ・ヘフェリン(コラムニストかな?)が去年8月に書いた ”終戦記念日に「少女像」について考える” という記事を読んでいて、去年の怒りが再びふつふつと湧き上がって来た。

もちろん、「あいちトリエンナーレ2019」開催中にわずか3日間で展示中止となった「表現の不自由展・その後」のこと。市長はこの展示を見て、「日本人の心を踏みにじるもの」と発言し撤去を求めた。

「日本人」て誰? わたし? あなた? 誰が誰の「心を踏みにじる」の?
少女がわたしやあなたの心を踏みにじるの? 造形者がわたしやあなたの心を踏みにじるの? 最大限のイミフ!

少女像のとなりの椅子に座って、その手に触れて、彼女の心持ちを感じ取ろうとは思わないの?
(あきみ)

Ak., 2020.5.15

2020.5.9 COVID-19

大型連休が終わった。例年と違い、満員の新幹線、高速道路の渋滞、混雑する空港が報じられない、静かな連休だった。これはこれで、悪いことではないのだろうが、人々が選択した結果ではなく、強いられた静けさでしかなかったし、コロナ禍が過ぎたわけでもない。

新型コロナ・ウィルスは世界中で猛威を振るい、多くの人々が苦しんでいるのだが、日本には他の先進諸国とは違った様相が見られるように思う。移動や外出の制限を、罰則のない「自粛」の要請にとどめたこと。積極的な検査態勢を敷かなかったこと。休業補償はしない、あっても極めて低レベルであること等々。

強制力を伴わない、単なる協力依頼でしかない自粛。協力するかしないかは個人の判断に委ねられた。たとえば、店を開けるかどうかは店の経営者が決めろというわけである。パチンコ店に限らず、飲食店や宿泊施設、映画館など、商業施設は営業しなければ収入がない。当たり前の話である。強制を伴わない自粛は、ある意味、補償しないための方便なのだろう。しかし、営業を続けるパチンコ店の名前を公表するとか、開いている飲食店に対する嫌がらせなど、行政や大衆の私刑にも似た攻撃など、いやおうなく休業に追い込まれる状況がある。これはもう強制と変わるところがない。

感染拡大を防止しなければならないことは十分に理解できるのだが、収入の道が閉ざされることになる事業者はどうしたらよいのだろう。霞を食って生きてゆけというのか。それとも、泥棒にでもなって糊口をしのげということなのか。そうであるなら、生活のための窃盗は緊急避難として違法性阻却の事由になると、得意の閣議決定でもしたら良いだろう。

店員や社員は休業中は労働を提供していないのだから、店や会社が賃金を払わなくて良いことにするか。国家の要請なのだから、テナント料も払わなくて良いか。それでは、労働者は生きていけないし、賃貸オーナーや大家さんも困ってしまう。いっそ、税金も払わなくて良いことにしたらどうだ。そんなことは無理に決まっている。だから補償が必要なのだ。

その補償がないから、不完全な形での自粛しかなされず、結果として感染拡大の予防がうまくいかなかったのである。政権が自ら責任を負うことなく、他者を罰する快楽に溺れた「自粛警察」による監視と密告にまかせるという、実に不健康な対策に依存している。要するに、自粛とは「日本国民よ、忖度せよ」というかけ声なのだ。

感染者と死者の数の推移から、感染増大のピークは過ぎたと判断している国が多い。それが正しいかどうかはわからないが、感染と死者の推移が、日本と欧米では異なっているという。感染者数推移の対数グラフによると、日本では収束へ向かう横ばい化への転換が、未だあらわれていないというのだ。

5月7日、東京都の新型コロナの感染者数は23人であった。2桁に落ち着いているということなのだが、そもそも検査数が111人しかない。割合で言えば、21%になるが、これをどう評価すべきか。1000人の検査を実施したら200人という数字になるのかもしれない。45人しか検査しなければ1桁に押さえることだってできよう。こういうのを数学的詐術と呼ぶ。分母を公表しなければ意味がないのだ。

こうしてみると、いかに日本のコロナ対策が不適切かつ不十分かがわかるであろう。作為的か否かはわからぬが、この国の為政者たちは国民の生命とか財産には興味がないのだろう。こんな現状の中でも、沖縄の新基地建設や自衛隊の宇宙作戦隊には熱心である。どこかの国が攻めてくることよりも、今直面しているコロナ危機を乗り切る方が大事だと思うのは私だけであろうか。前者はリスクかもしれないが、後者は現実に起きているデンジャーだ。何者かによって滅ばされる心配よりも、今は自滅しないことが肝腎だ。無能なせいか悪意のなせるわざかはわからぬが、まともな政府を手にするためには、国民がまともになるしかない。

(しみずたけと)