本の紹介

多摩・八王子の戦跡

八王子や多摩にも“戦争”があった

ここはニュータウンだから、戦前・戦中から住んでいるという人は少ない。戦争に関する施設があったことや戦争の被害について、あまり知られていないのも、無理のないことである。戦争はいけない、平和が大切だというのは、みなに共通する思いだろうが、そのために必要なことは何か、望んでもいない戦争の惨禍が起きるのはなぜか。そのことを考えるためにも、まずは身近な戦争遺跡や被害の実態を知ることから始めたい。(11冊紹介します。)

1) ガイドブック 八王子の戦跡

揺籃社 2020年 1,200円
ISBN 978-4-89708-432-9

2) フィールドワーク 浅川地下壕
学び・調べ・考えよう

浅川地下壕の保存をすすめる会(編)

平和文化 2005年 600円
ISBN 4-89488-029-6

3) 中央本線419列車
いのはなトンネル列車銃撃空襲の悲劇

いのはなトンネル列車銃撃空襲遭難者慰霊の会(編)


揺籃社ブックレット11 2018年 600円
ISBN 978-4-89708-405-3

4) 戦後70年 昭和の戦争と八王子

八王子市郷土資料館
2015年

5) 焼け跡からの出発
淵上明の写真集から(1)

八王子市郷土資料館 2006年特別展図録
2006年

6) 戦争を歩く・みる・ふれる
ピースロード多摩丘陵

川崎・横浜平和のための戦争展実行委員会(編)

教育資料出版会 2001年 1,600円
ISBN 4-87652-406-8

7) 多摩の戦争遺跡

増田康雄

新日本出版社 2017年 2,300円
ISBN 978-4-406-06153-7

8) 写真と地図で読む
知られざる軍都 多摩・武蔵野

渡邉秀樹、樽永(編)


洋泉社 2005年 1,000円
ISBN 4-89691-905-X

9) 知られざる軍都 多摩・武蔵野を歩く

洋泉社編集部(編)

洋泉社 2010年 1,300円
ISBN 978-4-86248-599-1

10) 図説 日本の軍事遺跡

飯田則夫

河出書房新社 2004年 1,600円
ISBN 4-309-76048-1

11) 日本戦跡 ― 安島太佳由写真集

安島太佳由

窓社 2002年 3,800円
ISBN 4-89625-041-9

ページ先頭へ